ビービーツリーの名付け親が、同級生のお父さんとは本当にびっくり…
投稿日：2020/11/27 05:29, 閲覧 1082
昨日、名古屋市内にある同級生の仕事場に行ってきました。実は彼は、中学生になってから小生と同じ町内のすぐ近くに（お父さんが東大演習林の教官退職後、養蜂研究所を設立するために）引っ越して来られ、いつも一緒に通学した仲間でしたので、互いに喜寿を迎えた今、久し振りにお会いしたかったのと、彼は今、亡きお父さんの第3代後継者として養蜂研究所の所長をされており、彼から（和・洋の違いはありますが）養蜂について種々示唆を得たかったからです。
前置きが長くなりましたが、小生は不勉強でしたゆえ、ビービーツリーの名付け親が誰かもまったく知らずに、園芸の通販で苗を購入し、拙宅の敷地内に植えておりました。ところが最近になって、その名付け親が同級生のお父さんであったことを知り、本当にびっくりしました。彼のお父さん（井上丹治氏）が自著『新しい蜜蜂の飼い方』（泰文館）で、「最良の蜜源が二つ出現した。その一つはビービーツリー（ミツバチの木―著者命名）である」「1959年3月アメリカのホワイトレイ氏から贈られたビービーツリーの種子を叮嚀に播種した。発芽率はよく…後略…」と記述しておられたからです。下の写真がそのご著書です。
これは、同級生のお父さんが為されたご功績ですが、何だか嬉しくなりました。
ところで、下の写真は研究所敷地内の蜂場です（他にも蜂場有り）。ここは、養蜂研究所が出来る前は、林の中のちょっとした広場で、小生が小学生時代、近所の仲間とよく遊んだ場所です。
写真は重要な個人情報ですので、掲載を迷いましたが、ご本人の了解を得ましたので、本邦初公開を一大決心しました。どちらが同級生の所長さんで、どちらが小生かお分かりでしょうか？
久し振りの再会でしたから、互いに話は尽きず、あっという間に時間が過ぎました。今はコロナで閉館中の養蜂博物館（愛知県瀬戸市の山中に設置の付属施設）にも、開館されたら是非お伺いしたいとお願いして、八ヶ岳南麓への帰路につきました。
