投稿日:2021/2/8 08:01
春になったので焚火は止めようと思っている。
煙のせいで小鳥や日本みつばちなど昆虫や獣が迷惑をしているかもしれない。
生き物たちの森で焚火は STOP すべきと感じた。
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私の疑問は伐採した杉の木を、薪として燃やすのと、山積みして腐らせるのとCO2の収支が同じか違うのかが知りたくて調べています。。。。おっとり
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https://gendai.ismedia.jp/articles/-/48168?page=3
上のサイトを単純にコピーすると、
植物を植えればいいのだ。植物は光合成をするために、二酸化炭素を吸収して酸素を放出する。工場や車から放出した二酸化炭素を吸収してくれるだけでなく、私たちが呼吸する酸素も放出してくれるわけだ。これなら人口が増えても大丈夫である。実にすばらしいことだ。
しかし、残念ながら……こんなうまい話は存在しないのである。
種子が育って樹木になり、それが枯れて土に戻る。これを植物の一生だとすれば、植物が一生の間に放出する酸素の量と吸収する酸素の量は(あるいは吸収する二酸化炭素の量と放出する二酸化炭素の量は)、じつは同じになるのだ。
そんなバカなと思う人もいるかもしれないが、これは疑いようのない事実である。これを、光合成のしくみから確かめてみよう。光合成を一番かんたんな式にすると、以下のような式になる。
二酸化炭素 酸素 炭素
CO2 → O2 + C
つまり光合成というのは、二酸化炭素を酸素と炭素に分解することなのだ。そして炭素は植物の体になる。
ところで植物は呼吸もしている。呼吸の式は光合成と逆の反応である。また植物は、枯れると腐って分解される。分解の式も呼吸の式と同じで、光合成の逆の反応になる。そこで、光合成と呼吸と分解をまとめると、以下の式になる。
二酸化炭素 酸素 炭素
CO2 ⇔ O2 + C
→ 光合成
←呼吸・分解
植物が生まれる前の状況は、左辺ということになる。植物はまだ種子なので、生長した樹木とくらべれば、無視できるほど小さい。これから植物体を作っていく炭素は、まだ二酸化炭素の状態で大気中にただよっているのである。
植物が生長していくにつれて、式は右辺に移動していく。光合成によって二酸化炭素は分解され、出てきた炭素は植物体に取り込まれるわけだ。そして生長が止まれば、右辺は増えも減りもしない。光合成と呼吸がつり合っている状態だ。そして枯れて分解されれば、全てが左辺に戻るので、もとの木阿弥になるわけだ。
結局、植物を植えても、酸素が増えたり二酸化炭素が減ったりするのは一時的なもので、植物が枯れれば、大気中の酸素も二酸化炭素ももとの量に戻ってしまうのだ。
それでは、大気中の二酸化炭素を減少させるにはどうすればよいのだろうか。
大気中の二酸化炭素を減少させるには、式が右辺に動いたところで止めてしまえばよい。もちろん植物も生物だから死ぬのは避けられないけれど、死んだ後にくさらなければ、つまり分解されなければ、式は右辺で止まったままになるはずだ。
つまり、枯れてから湿原などに埋もれて、石炭になればよいのだ。実は石炭の化学式は簡単で、Cである。植物が石炭になれば、式は右に動いたまま固定されることになり、大気中の二酸化炭素は減少することになる。
石炭を増加させれば、二酸化炭素が減少するのである。でも石炭を作るのには何千万年も時間がかかる。一方で石炭は、毎日人類に消費されて、ものすごい勢いで減少している。とりあえずは石炭の減少をくいとめるのが現実的だろう。
これは石炭だけの話ではない。生物がくさらないで固体になったものが石炭で、液体になったものが石油で、気体になったものが天然ガスだが、これらをまとめて化石燃料という。どの化石燃料も、作るのに長い時間がかかる。そしてどの化石燃料も人類にものすごい勢いで消費されている。つまり化石燃料の消費を減少させることが二酸化炭素を減らす現実的な方法なのである。
あれ? これは、自動車の排気ガスなどの規制ってことじゃないか。話がグルリとまわって、結局もとにもどってしまった。やはりうまい話はないようだ。もちろん植物を植えることはよいことだが、二酸化炭素をずっと減少させ続けてくれるわけではないのである。
おっとり
千葉県
ワバチが棲みたくなる洞をつくる。
T.Y13 群馬の山さん
群馬県
時々話題になるダムの近くです。
おっとりさん 木や草を燃やすのも腐らせるのも同じ事で、一瞬でCO₂を出すか何年もかけて出すかの違いだけです。ただ土の中で腐食として残る物もあるのでわずかに燃やす方が多いと思います。関東ロームは赤土で地表面は腐食によって黒くなっているのですが、この土を赤くなるまで焼くと元の赤土になってしまいます。
それからCの固定は化石燃料もありますが主役は海水に溶けるのとサンゴ、貝類など海の中の生物が炭酸カルシウムにしたのだそうです。
また3億年前くらいだったかも知れないですが地球上の酸素濃度が高かった時期があって、巨大昆虫がいたとのことで80センチ~1メートルくらいのトンボがいたそうで、この時期にはミツバチもでかいのがいたかも知れません
2021/2/8 17:58
おっとり
千葉県
ワバチが棲みたくなる洞をつくる。
T.Y13さん
やはり、燃やしても、腐らせても同じ事だったんですね。
どこかでそのように読んだ記憶がありました。
いつも、いつも的確なコメントをありがとうございます。
酸素濃度が高い太古の生き物の話ワクワクします。
これからもよろしくお願いいたします。
2021/2/9 00:30