一昨年の春から夏にかけて、みつばちレストラン(平野部の林)の高木をばさばさと伐採した。
伐採したのは蜜源植物ではないか、蜜源効果の小さいもの(アオキ・コナラ・クワノキ・シロダモ・モチノキ他)
その後パイオニア植物が星の数ほど芽吹いた。(アカメガシワ・カラスザンショウ・ヌルデ・タラノキ)
それらが高いもので2mを超えてきた。もう限界で間引きをしなくてはならない。
希望する本数は既に生き物たちの森へ移植が完了したけれど、まだまだ間引きしなくてはならない。
現在養蜂はみつばちレストランで1群あり、分蜂見込みなので、ここも整備しだした。
草刈りをするのに、小さなものは邪魔になる。
今日に限りそれら邪魔になったものを、乱暴に引き抜き、捨ててしまっても良いのだけれど、
点数の高い蜜源植物なので、40本ほどを生き物たちの森(高原の森)へ運んだ。
生き物たちの森も、飽和で植える場所がない。しかし1m間隔であいている処へ、ただただ土の中に埋めた。
いずれ成長してきて、その時点で間引きをしようとの心算。
保険を掛けて、多めに移植しておいて、あとから間引きでも良いだろうと目論んでいる。
生き物たちの森に置いてある空箱は持ち運びできるものは全て、分蜂に備えてみつばちレストランへ運ぶ。
この森の杉の木は変形したものが多いが、それでも捨てるには勿体ないものをあるので、それなら丸洞でも作ってみようと決意して、作り出した。
どちらかと言うと、重箱を作る為の道具が少ないので、直角に水平に凸凹しない重箱を作るのは、私の技術では心細い。
それに材木屋へ行って板を買うぐらいなら、この森にいくらでも丸太があるので、この際、重箱式から丸洞式に多くを変えていこうとも思っている。
丸洞も4個目になり、どうしたら楽にできるかがド素人なりに分かって来た。
40cm位のバールで年輪に沿って剥がすのだけれど、1m位のバールが欲しいと思っていた。
丁度良い棒があったので、斧で先端をバールの様に加工して使ってみた。これがGoooo!
力技には違いは無いけれど、長い分梃子の原理でうんと楽になった。
楽とは安全を意味する。40cmのバールで、力任せに抉ると怪我をするかも知れない。
もう一つ、楽ちんなのは丸洞の後ろに高い横柱に注目。これは瞑想の空間の柱だけれど、
丸洞をこれに押し付けて、バールや木の長いバールでこじれば、うんと楽になる。
使った道具は4種類。また、今日の作業で鑿を入れた時に木の水分が表面に出て来た。
余り乾燥させないで、伐採して輪切りしたら、2~3日位に仕上げてしまうのも、剥がれやすいかもしれない。
まだ経験が少ないので、乾燥度と難易度の関係は私は分かっていない。
下の内径はまだ小さいので明日はもう少し大きくする。予定では内径230mm弱。
板厚を100mmとか出来るだけ厚くしたい。
今日も、板厚13mmの樹箱を持ち帰った。明日にはこれをみつばちレストランで待ち箱にする予定。