ハニーエイトマン
埼玉県
3年間の待ち人来たらず期間を経て、2018年5月から ニホンミツバチとのお付き合いを始めました。 分蜂による自然界への回帰や飼育群の増加という経験もありましたが...
投稿日:2021/3/19 21:42, 閲覧 847
春日ぼうぶらさんの質問投稿にありました“しゅろの木”ですが、昨年大小2本を切り倒しましたので、参考情報を投稿します。
まず、しゅろの木は 薬(実と葉)になり、色々な日用品(葉、皮)、鐘突き棒や支柱(幹の芯)にと、余すところなく利用できる木で、昔は大変重宝され、どこの家にも植えられていたようです。… 恐らく昔は生活に欠かせない木(頼みの綱)だったのだと思います。 薬としての効能や日用品への利用については、以下のサイトをご参照方。 ⇒ https://kurashi-no.jp/I0016866
うちにも春日ぼうぶらさんと同様サイズの木があって、切りたいと思っていたところ、ちょうど1年前に土を掘り起こす作業で来ていた業者さんに頼み込んで(工事とは関係のない木なのですが、卓越したお兄さん方の高度な腕を見込んでのお願いということで)切ってもらい、幹は廃材として処分してもらいました。 当初幹は皮がたっぷり巻付いているので、残してボチボチ剥いで使って行こうと考えましたが、監督に「しゅろの幹は腐らないし 燃えにくいよ!」と言われ、慌ててカッターで皮を剥げるだけ剥ぎました。(獲れたのは1/5程度でした)
この皮を私が何に使うかというと、分蜂集合板です。また、葉は切り取った青いうちに葉先をカットしてうちわ状にし、莢部分を25cm程度で斜めにカット、これを1~2枚 エンドウやソラマメの苗の上を覆うように斜めに地面に差し込んで 藁代わりの霜除けに使っています。 (使用済みの乾燥した葉は 良く燃えます) これからの時期では霜除けは不要なので、風当たりが強い場所の野菜苗の風除けにやや斜めに立てて使えます。
それではどうやって切り倒すかですが、➊8mほどに育った木(昨年2月) と ➋まだ小さい木(昨年12月) を伐採しました。
➊では 先に2m高の所を手持ちのおもちゃ(電動チェーンソー)を当てても全く歯が立たず。 そこでナタと斧でクサビに切欠きを入れて それからチェーンソーで切りました。 そのままチェーンソーを入れる時は、その部分の皮をはいでおいた方がいいと思います。 チェーンへの巻き込みを防ぐためです。 尚、残った切り株が以下です。
➋では、まだ樹高=2.5mほどですが、石垣のコーナー部で育ってしまったしゅろの木を 昨年末に切り倒しました。 これは18cm径だったので、自分でおもちゃチェーンソーを使って切りました。 皮は剥がなくても、チェーンの目が立っていなくても 簡単に切れました。 木がまだ小さいうちは芯の硬い部分はなく、全体が太くて柔らかい維管束という感じで、他の木を切るよりも断然楽でした。 … こちらの幹は居残りそうですが、ボチボチと皮を剥いでいきたいと思います。 … ちょっと採れる1枚当たりの面積が小さいのが難点ですが…。
ちなみに、栃木市には 薬の象徴として 『しゅろ』を社名に冠した『しゅろノ木薬局』という老舗のドラッグストアがあります。
また、自前で切り落とした後の幹の処分については、後で 廃材が出るような作業を業者にお願いする際に、一緒に処分してもらうのがベストと思います。 (難色を示したら、百花和蜜の出番です!)
総括として、大きくなり過ぎたり 不都合があれば 伐採しなければなりませんが、我々が大切にしなければならない木なんだと思います! 大切にしなくても メス木があると、敷地内のあちこちに苗木が生えてきます。
スタートは養蜂をしたくて始めた訳ではありません。 どちらかと言うと自宅へ毎年何回も分蜂して来るので仕方が無く養蜂を始めました。 敷地内古墳から自然巣からの分蜂入...
こんばんは(^^)
シュロの葉っぱが漢方になるなんて!(◎_◎;)知りませんでした!
それにシュロの木の断面ってこんな風になっているんですね~
もしかして筍みたいな感じですか?
我が家の裏のお宅にシュロの木が植えてあって風のきつい日は硬そうな葉っぱの音がバラバラ カラカラと音を立てています。
あの木にそんな使い道があったんですね~
1本だけみたいだからオスの木なのかしら…
2021/3/20 00:55
ハニーエイトマン
埼玉県
3年間の待ち人来たらず期間を経て、2018年5月から ニホンミツバチとのお付き合いを始めました。 分蜂による自然界への回帰や飼育群の増加という経験もありましたが...
Michaelさん、おはようございます。
木の断面はまだ径が小さいうちは均質です。 小さいうちはこの柔軟さで風に耐えられますが、樹高が高くなると硬化部の強剛性と外周の柔軟性のコンビネーションで、強度を高めているんですね。 人間の目には 幹の最も細い部分が根元というのは、シュッとしたシルエットに見とれるというよりも、強風で倒れそうで怖いと思いますが、これも内部構造と相まっての策なんでしょうね。
尚、上部に大きな房状のクリーム色の花を咲かせれば メス木、咲かなければオス木でしょう (^J^)
2021/3/20 05:53
ハニーエイトマン
埼玉県
3年間の待ち人来たらず期間を経て、2018年5月から ニホンミツバチとのお付き合いを始めました。 分蜂による自然界への回帰や飼育群の増加という経験もありましたが...
おっとりさん、おはようございます。
畑を含んだ敷地内至る所で発芽して生えてきますね。全部引っこ抜いたつもりが、新たなものが出てきます。 うちでもまだ小さいのを1本残しています。
今回 シュロの木は おっとりさんの目の敵から外れて、喜んでいますね (#^^#)
2021/3/20 06:05
ハニーエイトマン
埼玉県
3年間の待ち人来たらず期間を経て、2018年5月から ニホンミツバチとのお付き合いを始めました。 分蜂による自然界への回帰や飼育群の増加という経験もありましたが...
ハッチ@宮崎さん、おはようございます。
固さだけでは折れやすくなりますから、柔軟性を発揮できるように根元が細くなっていて、強風でもしなって耐えることができるんでしょうね。なお、チェーンソーが刃がたたない事例の多くは、皮を剥がずにやって皮の繊維がチェーンに絡みついてしまうことが原因と思います。
南国の写真、ありがとうございます (*^_^*)
2021/3/20 06:18
cmdiver
岡山県
年寄りのボケ防止で色んな事に失敗しても挑戦しています。
ハニーエイトマンさん おはようございます。
棕櫚の実が薬になったんですね。
我が家も棕櫚の木を植えていました。
牽引の耕運機が出来る前まではこの辺りはみな川舟で農作物を運搬していたので棕櫚のロープは欠かせませんでした。
両親が亡くなって長屋ををかたずけるときに棕櫚で作った蓑が壁にかかっていました。
先人の知恵はすごいですね。
貴重な情報ありがとうございました。
これからもよろしくお願いします。
2021/3/20 09:17
ハニーエイトマン
埼玉県
3年間の待ち人来たらず期間を経て、2018年5月から ニホンミツバチとのお付き合いを始めました。 分蜂による自然界への回帰や飼育群の増加という経験もありましたが...
cmdiverさん、コメントありがとうございます。
昔々は民間の『薬の木』として必要なもので、皮や葉の利用法にはより知恵を絞って利用し、大切にしていたんでしょうね。 しゅろの木も昔の人もすごいです。
2021/3/20 09:45
ハッチ@宮崎
宮崎県
昭和59年10月4日、人家の壁内に営巣していた日本みつばち群をラングストロス(巣枠入り)巣箱に収容して以来、飼育を継続しています。翌昭和60年の春からは生態比較...
2021/3/20 06:04
おっとり
千葉県
ワバチが棲みたくなる洞をつくる。
シュロは目の敵にしていましたが、使い道はあるのですね。
若い芽を見つけたら、引っこ抜いていました。
生き物たちの森には1本だけ直径200mm弱を残しました。
あの繊維も何かに使えるだろうと、漫然と残しただけです。
本当に腐らないですよね。
しかし、腐らないという事は土台に最高とも言えるますよね。
なんとか工夫して、シュロの木を有効利用したいと思いました。
アップをありがとうございます。
2021/3/20 05:31
おっとり
千葉県
ワバチが棲みたくなる洞をつくる。
ハニーエイトマンさん
シュロも見ているだけなら、南国風情があって美しいですし、なんとかこの樹木も利用しないとね。
以上、シュロの妖精さんからの伝言でした。
2021/3/20 06:49