投稿日:2021/6/5 10:33, 閲覧 277
一子目の2日後に蛹化した二子目の羽化見l込みの今朝内検したところ、巣に小さい蟻が取り付いていたため、取り出してみました。 残った蛹はすでに死んでいる可能性もあるため、繭蓋を切り取って確認してみました。
まず 黒化したように見えた6子目の蓋は薄く残っている状態で、蛹は黒化→委縮していました。 また蛹化せずに黒化してしまった7子目は、黒化→委縮→落下していました。 そして4つの繭蓋はかなりしっかりしていて、無理やり引き剥がしましたが、元気のない蛹では 母親や姉が齧って助けてあげないと羽化ができないように感じました。
4匹の蛹は齢数に応じて進んでいて、ニ子目は弱々しいながら動いていて、羽化したくても蓋を破れなかったのだと思われます。
蓋を外すと 小さい蟻がたかってくるので、優しく取り出したニ子目の蜂が以下の写真です。
このあと その場を離れる時に、この個体を育った巣房の上に横たえておきました。 15分後戻ってみると、何と! 自力で自分の巣房に入っていました。 … きっと外はまだ寒いし、姉妹と並んで巣房内に居たい! と思ったんでしょうか?
最初の右の写真と見比べると、入り直したため、頭の向きが異なっているのがわかります。
さてこの子たちは、この先生きていく術がありませんから、今日私の手で土に還してあげることにし、今回のシリーズのモンちゃん日誌は完結とさせていただきます。 全体をまとめた写真もアップします。
ハニーエイトマン
埼玉県
3年間の待ち人来たらず期間を経て、2018年5月から ニホンミツバチとのお付き合いを始めました。 分蜂による自然界への回帰や飼育群の増加という経験もありましたが...