前回の5月14日の私の日誌 https://38qa.net/blog/179738 の獣害から、しばらくの間靜かだったのですが、2週間ほど前から、近く(2キロほど)の蜂友から、「連日の獣害に遭っている」との連絡が入り、数日後、もう一人の蜂友も1群同様の被害の報告がありました。
最初の蜂友は、直線距離でも相当離れた2カ所で襲われ、3日前までで重箱10箱がやられてしまい、もう一人は6月の夏分蜂群の重箱を倒されて、巣板半分ほどを食べられましたが、再建して持ち直す事が出来るかも知れない状態です。
この両者の蜂場の中間付近に私の蜂場もあるので、警戒はしていましたが、一昨日の夜ついにやられてしまいました。
一昨年から飼育していた、か式の箱です。擁壁上で縛ってあったのですが、倒されて底板を引き抜き、下から食べています。この状態
アナグマが犯人です。巣板中の蜂児部分と貯密部を食べ、一晩で食べきれなかった部分を必ずのように、次の晩もきれいに食べ終わるまでは、しつこく来ます。箱はこわされましたが、蜂が相当数残っていたので、鉄製台とか式の別の箱を据えて、この残りの巣枠をすべて移し、蜂玉もできる限り中に入れてみましたが、箱と巣門が変わったので、なじめずすぐに出て来てしまいます。できる限り入れようとしましたが、最後には分蜂時の様に、廻りをガンガンと飛び出してしまい、もうこうなると手が付けられません。数時間後行ったら逃居していました。
この五メートルほど横には私の重箱群があり、
このままでは、すぐにやられてしまいますから、昨夜移動させるつもりで行ったら、この3段に貯蜜が進み、とても1人で下げ降ろす事が出来ないので、倒されないように廻りの木などに縛り直して来ましたが、このままでは時間の問題ですぐにやられてしまいそうです。
2人の蜂友には、私のオリを貸してあり、1人はすぐに1匹入りました。私も急遽昨夜仕掛けたのですが、夕べは入りませんでした。付近の蜂友と共にどうしたら良いか、途方に暮れています。
特にか式の箱は、フタを開けて中を食べたり、フタが開かなければ底板を引き抜いて中を食べるので、もう通常の方法では飼う事は出来ません。来期には金属パイプを使い、アナグマが届かない高さまで上げる台を作るつもりです。
私のか式は、とうとうあと1箱を残すだけになってしまいました。