3月の20日頃からずっと絶やさずに3ヶ月間、金稜辺かミスマかの花をいつの時点でも咲かせてきましたが、いよいよ本年の最後の鉢の花が間もなく、終わりを迎えます。
これは昨年1年全く株分けをしなかったので、今年はたくさん植え替えたのですが、そのうちの1つに小さなつぼみが出ていたのを、株分け時に見つけた花です。
ずっと前に金稜辺を増やしていた頃、ネットオークションで10号の鉢に一杯になっていたものを、「しめしめ、これを落とせば10号だからたくさん株分けできるな~」と、持ち前の貧乏根性を最優先して落札した所、届いたのは、とても細葉で樹勢も弱く、バルブも小さく見るからにあまり良くない系統の物でした。ところがこれを分割して翌年仕掛けた所、花は相変わらず短小でみすぼらしい花しか付かず、花芽の数もとても少なかったのですが、その誘引力はとても強く、感覚としては白麗と同等程度の誘引力を観察した為、今でも大事にしています。
でもこれは、とても病気にも弱く(この株にも、葉に病気が出ています。)、樹勢も弱く、相変わらず花も少ないのですが、私が優先させるのは、あくまでもミツバチをどれだけ寄せられるか?ですので、ミスマアルバ、金稜辺白麗、ミスマ赤花の中の誘引力がとても強い系統と共に、もう少しその力を検証してみます。
赤い色の濃い方の系統の金稜辺ですが、同じ濃い赤花でもこれとはまた違う系統です。