高原の我が蜂場でも、スズメバチの襲来数が急増する季節になりました。大部分はキイロスズメバチですが、蜂場(全8群)を見回る度に、10数匹のスズメバチを確認、拉致の瞬間も頻繁に目撃しています。
スズメバチ対策としては、①巣箱周りにスズメバチ避けのネット張り、②ハエ叩きを使用しての人力退治、③巣箱の近くにネズミ取り用の粘着板の設置、④巣箱から離れた場所にスズメバチ・トラップ(ペットボトル利用)の吊り下げ…等々で助っ人、少しでもチビッ娘たちの被害軽減に繋がれば、と思っています。
そんな中、チビッ娘たちも連日熱殺蜂球を作って、応戦しています。近頃はその事例の多さに驚いています。同じ日・同じ巣箱(蜂群)で、複数回目撃することも希ではありません。下の写真は、昨日・一昨日に目撃したチビッ娘たちの熱殺応戦記録の抜粋です。
そこで心配なのが、チビッ娘たちの体力の消耗です。熱殺場面をよく見てみると、チビッ娘たちは、仲間を拉致しようとしていたスズメバチをあっという間に取り囲み、全力を振り絞って熱殺蜂球を形成するとともに、後から駆けつけたチビッ娘たちも、蜂球の周りを激しく動き回り熱殺攻めに加勢、スズメバチの息が途絶えるまで必死で応戦しています。中には熱殺攻め終了後にスズメバチと共に息途絶えたチビッ娘の姿を見ることもあります。
日々何回もこんな光景を見ていると、チビッ娘たちの熱殺攻めに費やす体力消耗はいかばかりか…と、そしてそのために、ただでさえも寿命の短いチビッ娘たちが早死にするのではないか…と、諸々心配が尽きないこの頃です。
<付記>
折しも今日は小生の満79歳の誕生日。2回目の高齢者運転免許更新も、1週間ほど前に無事済ませたところです。
小生も既に10年も前に現役を引退した身とは言え、まだまだやりたいこと、やらねばならないこと等が多々ありますゆえ、体力の消耗はほどほどにし(健康維持にも繋がる自家消費用の野菜作りや庭仕事、ラジオ体操等の運動までにとどめ)、後20年は(=数え年でいいので100歳になるまでは)元気で長生きしたいな、と思っています。ちょっと欲張り過ぎでしょうか…。