無王群は 元巣を出てから143日(5ヵ月弱)で 一昨日消滅を確認しました。 頑張ったちびっ娘達の記録として日誌します。
4匹になってしまった2日後、11/29 残存蜂が1匹になったことを確認。 ⇒ 下の写真は 11/30
1匹だけになってしまった上、冷え込みが厳しくなってきたので、早々の消滅を覚悟しました。
12/01 13時頃、巣箱内を確認したところ、彼女の姿はなく、巣箱は翌日片そうかと思いました。 巣箱周りを見てみると、巣門下に佇む最後のちびっ娘を発見しました。
この状態で 寒さで思うように体が動かせません。 恐らく、最期の“巣箱からの逃避行”のために巣門から出たものの、低気温のせいで体が思うように動かせず(寒冷麻痺)、そこに留まっていたようです。 ⇒ これは 最後の1匹にお礼を言って 見送りたいと思っていた私にとっては、とてもラッキーでした。
すぐに最後のちびっ娘を手に取り上げ、息を吹きかけて温めました。 すぐに体が動かせるようになって 飛べそうなくらい元気になりました。 これでどうするかですが、「蜂さんの気持ち最優先」ですから、自力で最期の任務=巣箱からの逃避行を果たさせてあげるために、地面に放してあげました。 ⇒ (私に礼を言っていたかどうかはわかりませんが) 巣箱から離れていきました。 私の方は ちびっ娘の後ろ姿に 「労い」と「感謝」の言葉をかけて見送ることができました (^O^)
今回最高に素晴らしいお別れができました。 悲しみは運命が決まった初期だけで、その後はちびっ娘達に元気をもらい続けてきた感じです。
ただ、ちびっ娘達の辛い時間を長引かせてしまったことには、“ゴメンナサイ”です。