朝8時、借置地からの移動を決行。保護の時と同じニホンミツバチ研究仲間のH・Nさん、田舎暮らしの青年さんと3名。
粘着ネズミ捕りは満席状態、昨日設置した液体トラップにはスズメバチの姿はなく、ミツバチが1匹入っていました。ニホンミツバチはトラップに入ることはなかったので、西洋ミツバチの証でしょうか。幸いスズメバチの襲来なく、軽トラックで移動。
異動先は仮置地を紹介してくれたT.H14さんの自宅です。T.H14さんは広く野菜農家を営んでいて、夏のカボチャ時期には養蜂家からレンタルで西洋ミツバチの巣箱を畑に置き、冬は越冬用にその養蜂家に空地を提供しているそうです。また、自宅建物の中にニホンミツバチが巣を作っていたこともあったとのことで、ミツバチについていろいろ勉強をしています。今回保護したミツバチは田舎暮らしの青年さんのニホンミツバチ用巣箱に収容しましたが、もし西洋ミツバチだったらT.H14さんが引き取るということで今回の移動になりました。養蜂はノラ蜂を嫌うとのことでレンタルや越冬に影響のない自宅敷地内を選定しました。
移動先へ設置後、上蓋を開け巣箱内を確認。
1枚目の巣枠
2枚目からの巣枠/全5枚
心配された働き蜂の数は、捕獲した時と比べ若干の縮小程度に見えます。
一度飛び回ったあとは静かになったので蓋を閉じました。さすがに外勤蜂がオオスズメバチにやられて数が少ないのか巣門からの出入りがあまり見られませんが、生育を期待して移動作業を終えました。