巣枠式桜群、昨年夏からの新女王になって子出し止まらず増蜂することなく冬を迎え、2月初旬には「いるのか?」と思うほど減ってました。
2月末には消滅するかもという不安もありましたが、意を決して2月10日の関東でも雪となった寒波の最中にお引越ししました。
昨年は自宅周囲には自群の4群と、その親元と思われる1群があり(実際にはもっといるかも)、貯蜜もままならない環境で夏に分蜂され1群消滅となりました。分蜂で群が増える前に群数減らしの移動をするか悩んでました。
絶不調の桜群でしたが、蜂数少なく気温0℃で寒くて出てこない雨の日なら移動もしやすく、迷い蜂も出にくいと踏んで決行。
この時期、本来だったら巣箱の脇には河津桜が3本に梅2本と蜜に欠かない環境ですが、移動して慣れない場所で飢えてはいけないと蜜で練った花粉パテを翌日給餌、めちゃ怒ってました。
(花粉パテ、10日後にはかなり食べ終わってたけど、「食べる」から「齧り落とす」行為に変わってたので、パテを入れて伏せた瓶の蓋をお掃除して貯蜜スペースにしようとしてたと思われます)
でも、みかん畑の周囲には実際には南高梅、白梅並木、菜の花とかなり豊かな蜜環境で、暖かい日はいそいそと集蜜に勤しんでる様子でした。
みかん畑の先には町と海。
今日から気温も春モードとなったので、移動のため1面にとざしていた巣門も4面に変え、底板の状態を観察。
巣クズいっぱいの中、やはり落とされたスムシいっぱい…。去年は夏まで巣門を1面にしていてスムシ被害が蔓延したので、今年は気温の上昇と共に開放しました。
卵らしきものが2、3個。働き蜂産卵とは違って、女王蜂の産卵意欲旺盛とみました。
そして、羽化前の蜂のバラバラ死体1体?。これは子捨てというよりスムシ被害と判断。子捨ては止んでるように思えます。
巣門の位置が変わって、蜂達はパニックになってましたが、あんな省エネな計画越冬をするとは恐れ入りましたー。5月のミカン蜜を期待したいな。