巣箱は重箱の内径220㎜角高さ150㎜板厚35㎜6段です。
40~60日に一回内検を行い、アカリンダニ感染を確認するためのサンプル蜂を捕獲し、メントールをスノコの上に入れます。
この時巣箱の底側から写真を撮り、5段以上になっていれば2段の採蜜を行います。
最上段の蜜の入りをスノコの隙間から、状況に応じて判断します。
春に捕獲して7月に採蜜しもう一度秋にもできる群れもあれば、1回も採蜜できない群れもあります。
越冬群れの場合は6月9月11月の3回、採蜜できる群れもあります。
切り取った重箱は、大型のタッパーに高さ5cmの台を入れその上に置き、上側から巣板を3枚に切ります、その後重箱の上下を入れ替え巣板を3枚にします。
早ければ3時間程度(一晩の事が多い)で約6~7割の蜜が垂れ落ちます、気温が低い場合は35度~40度の恒温槽に入れます。
たれ蜜が落ちなくなると巣板を玉ねぎの袋に入れ、圧縮して残りの3割を取り出します。
圧縮された巣板はタッパーに入れ冷凍庫に一晩程度入れた後、袋から取り出しタッパーに入れて置くと僅かに残った蜜がたれて溜まります。
この後蜜蝋を作りますが、この時出て来る蜜は生ごみと一緒に肥料にします。