投稿日:2023/7/25 20:19, 閲覧 267
知人のベテランさんの遠隔蜂場周辺が一昨日、そしてうちの蜂場周辺が昨日実施されました。 いずれも実施責任者の方がチラシを持参してくれた時に、私からは (遠慮気味に)『もし、できれば 両方の蜂場近くの散布は、スタートでなくても結構なので、なるべく風が弱い可能性が高い早めの時間帯でお願いできれば幸いです。』 と話していましたが、実際には両日ともに 蜂場に近い田んぼからスタートしてくれました。 有難い限りです。
両日ともに天候は “晴れ” で “無風” でした。 空散で注意しなければならないのは、「散布田と蜂場の距離」以上に 『風向き』です。 この時期は早朝ほど風が無く、吹いても南風が多い傾向があるため、蜂場の南方を先に済ませるのがベストです。 両蜂場とも偶然にも 最も近い散布田は南方向なので、そこからスタートしてくれました。
もう一つ重要なのが、近くの田んぼで『散布している正味トータル時間』 です。 長くなれば被ばくリスクが増えるため、短時間で済むのが理想です。 … うちの場合は、周辺で散布する田んぼが増えてしまい、例年より長くなってしまいました。 一方知人の蜂場では、近い所にもう1機投入して散布してくれたため、昨年の半分ほど(10分程度)で済みました。
気になるのは 農毒散布による被害ですが、それを正確に把握するのは、困難と言いますか、無理だと思っています。 巣箱前に悶絶している個体や舌出し遺体が無かったからと言って、被害が無かったとは言い切れません。 巣箱に戻って来られたちびっ娘は、被ばくが軽度だった可能性が高く、重度なら その場で即死か、あるいは瀕死で巣には戻れ無いはずで、我々には それを知る術はありません。 … 深刻な害がなかったことを祈るしかありません。
ハニーエイトマン
埼玉県
3年間の待ち人来たらず期間を経て、2018年5月から ニホンミツバチとのお付き合いを始めました。 分蜂による自然界への回帰や飼育群の増加という経験もありましたが...