午前中涼しかったのと、3日後に農毒の空中散布が予定されていることもあり、強群2群の盛り上げ巣を撤去(採蜜)しました。
まずは最強の次女分蜂群ですが、新規群で1段目の枠には巣落ち防止棒が入っていないのと、簀の子下面をカットしなければならないため、最初に1段目の枠に竹ひごを1本挿入して補強しました。
これからちょっと手荒な作業を始める合図をして、1枚目の簀の子下面をナイフでカット。 取り置き台に載せて、次は2枚目の簀の子下面をカット。 上の部分を巣箱に戻す形で作業完了。 盛り上げ巣に張り付いていたちびっ娘達は巣箱に戻しました。 (蜂蜜が翅や肢に着いた娘は 沐浴させてから)
撤去した1段目の盛り上げ巣の下面が以下です。
尚、簀の子下の本巣の最上部が確認できました。 (キレイな蜜が貯められ、秋には一部ご相伴に与れそうです。)
続いては 元巣群ですが、こちらは本巣の1段目に巣落ち防止棒が入っているため、すぐに盛り上げ巣の段を撤去しました。 撤去した盛り上げ巣と簀の子下の本巣の最上部が以下です。
2群から搾取した盛り上げ巣は タッパーに入れてあり、巣蜜でいただけそうな部分は切り出し、あとは垂れ蜜&軽い搾りで得られた蜂蜜は 主に自家消費(給餌用がメイン)に。 希望する知人へ譲渡する分とオオスズメバチの蜂蜜浸け用の分は、糖度上げします。
昼過ぎに これらの2群がとりわけ元気に時騒ぎをしていて 焦りましたが、巣落ちは起きていませんでした。
それにしても今回は両群の娘達が協力してくれたお陰で、短時間で楽に済ませることができ、刺されることも無く、とても感謝しています。
尚、以下記述することは、私が自己責任でやっている無謀と言われそうなことなので、真似しないでほしいのですが、今日の装備は、〔服装(夏の蜂場正装) : サンダル、短パン、タンクトップ、キャップ で、全て黒系〕で、〔面布 : ナシ〕 でした。 幸運にも?刺されませんでしたが、刺されることはないと高を括っている訳ではなく、できるだけ早い段階での臨界点を見極め、お互いの災いを避けたいと思っています。 ちびっ娘達の様子をつぶさに観なければ見極められず、私の視界を妨害する面布は、煩わしい存在です。
元巣群で4月と5月に採蜜(巣板の整理)した時は、面布を傍らに置いて、不穏な空気を感じたら、ゆっくりした動作で装着しようと考えていましたが、お互い無事で済みました。 (冬場ではそうはいかないでしょうね(~_~;))
また今回は これら2群の娘達とは、外壁隊で出張っている時に何度も対話ができ、暑いから出てきている訳ではないことを教えてもらいましたし、私からの労いの気持ちが伝わったのなら 嬉しいです。