何時まで経ってもなっとくの行く日本みつばちの洞の設計が決まらない。
下の写真は金太郎さんの縦型巣箱。
金太郎さんの説明では蜂球は35℃なのでスムシを蜂球から遠ざける事が大切だとおっしゃっている。
巣カスは齧り取れば自然に底に落ちる。
巣カスが溜まる底から蜂球を離す事でスムシの害をすくなくできるとの発想だと思う。
これで万全とお考えだが、ただご本人も認める欠点は倒れやすい事だとおっしゃている。
倒れなければスムシにやられない最強の巣箱のように聞こえる。
みつばちQ&Aの会員さんでこれを使っておられる話はほとんど聞かない。
角洞はあるが、高さはこの半分位だろう。
ラオス式なら巨神兵にそっくりで、絶対に倒れる事はない。
金太郎さんとB7Pさんのご意見からスムシの繁殖温度を下記に示す。
25℃位を超えると繁殖が凄そうだ。
夏で空の丸洞を涼をしい所においたにも関わらず、朝では外気温の27℃位で、昼過ぎには内部温度は30℃になっている。
ほとんど外勤温にスライド。
するとこの丸洞内の温度(営巣していない状態)が27℃~30℃ではスムシは喜んで繁殖するではないか?
繁殖はしても↑へ登っていくのは大変だし、登っていけば群から蹴散らせられるということかもしれない。
しかし1週間かそこらで5mmのスムシが20mmにもなって、これらが登ってきたら流石の日本みつばちも蹴落とす事ができないだろう?
なかなか究極の自然樹洞をどう作ったら良いか見つからない。
*************************
明日は生き物たちの森へでかけて、1週間前に消滅したラオス1号基群を掃除してくる。
過ぎ去った8月19日に内検したところ引っ越しした後だった。
ラオス式の中に泥蜂がちゃっかり巣を作っている。