おっとり
千葉県
ワバチが棲みたくなる洞をつくる。
投稿日:2024/6/8 14:30
5時47分、生き物たちの森へ入る。
ラオス式は全部で4基あるが完全リフォームに取り掛かっている。
1号基はリフォームした直後でチェンソーの匂いが残っている筈なのに、6月6日に分蜂群を収容したのが上手く行っている!
逃げないようだ。
もう、夏分蜂は無いと思うが絶対に無いとも言えないので頑張ってリフォームしている。
今日からはラオス2号基に取り掛かる。
下の写真はBEFORE、1年前に完了して営巣歴もある。
根っこは地面に接続されているので仮導管を切断したり営巣空間の下にも空洞を貫通させて風を通しているがそれでもカビが生えているので、消滅後の管理は欠かせない。
取り掛かる前に内部を点検すると、チェンソーの切り込みが深く傷跡になっている。
スムシが入り込んでも狭すぎるとワバチが追跡できなくなるので傷跡は狭く深いのは最悪。
チェンソーの刃は5~6mm位の幅を作ってしまう。
諸滅して数か月たっているので内部にカビが見られる。
底にもカビが発生している。
リフォームの内容は「ベビーセーファ」がすっぽり入るように内部を広げる。
前面は板などを張るが湾曲しないように今日はガイド棒を吊るして垂直を見やすくした。
ラオス1号基を6月5日にリフォームして失敗したので今回は慎重に刻む。
真面目にやれば少しはましにできる。
右側は終わったので左側は、様子見に上の方だけ刻んだ。
なんとか左右均整を取れて切断できた。
違う角度から撮影。 後ろにラオス3号基と4号基が見える。
間口を広げる加工の前に鉛筆で線を引いた。
前面のカットは完了。
内部をよく見るとチェンソーの無残な傷跡。
横に回るとこちらにも細い開放部がある。
これは内部を刻み取る為に必要だから行った。
横の刻みを整えて撮影すると、もはや樹洞、洞とは言い難いように見える。
板などで塞げば内部に空間はできるがなんとも表現ができない。 (ツマラナイ)
ラオス2号基にも重箱を入れらるようにテスト。 大まかに完成。
横から撮影。 杉の皮が剥がれ落ちてしまった。
チェンソーの本体に触ると火傷はしないものの触っておられない。
自然に冷却するまでチェンソーを休ませていたが、後で調べたら使い終わっても30秒位はアイドリングを行うのが良いと書かれている。
ガソリンが勿体ないと思い使い終わったらちょいちょいエンジンを切っていたが、じつはそれは間違っていたのかも知れない。
大工仕事の合間に蜜蝋を造ったり、ヨーガストレッチをしたり、3群を丁寧に見回ったりした。
今日も憧れてしまうほど大きなオオスズメバチの女王と思わるるのが回遊している。
巣箱に行くわけではなく森中を飛び回って何かしている。
餌になる昆虫の狩りをしているか巣材を集めているのだろうか?!
生き物たちの森は杉林だったが杉の中に色んな蜜源植物が育ってはいた。
沢山の杉を伐倒したので一気に太陽が刺す様になり樹木の種類が豊富になった。
エゴノキを3年前に発見したが、気が付いてみると全部で4本もあるようだ。
全部がエゴノキかどうかは分からない。
違うと思うものがあれば教えてください。
日当たりと樹齢により表情に幾分違いがあるが私は全部がエゴノキだと思っている。
帰りにみつばちレストランへ寄ってみた。
万一夏分蜂していると疲れた体に鞭を打ってもう一度生き物たちの森へ来なくてはならない。
幸いにも難産群の分蜂はしていない(いなかった?)ようだ。
生き物たちの森には駆け込み寺丸洞は沢山余ってはいるが、どうせなら自分が検証したい洞へ収容させたい。