今朝は帰国後初めて出勤前に蜂場へ巡回へ行ってきました
どのcolonyも激しいオリエンテーションをしています
黄色く綺麗な色の花粉の持ち込みも多く、気温がやや下がり産卵育児を再開したようです♪
今の所7月下旬から逃去も無し、巣落ちも無し、8月から夏分蜂も見られません
ただ一群だけ妙なオリエンテーションをしているcolonyがいるようです(ーー;)
取り敢えずビオトープへ水を補充しながら、各colonyのワーカーの動きを確認し、何と無く嫌な予感のしたcolonyへ…
あー動きがオリエンテーションフライトではありませんね!
間違いなく盗蜂です
このcolonyは夏分蜂を繰り返していたcolonyの一つですが、まだ蜂数が増えきっていない状態を見極めて狙ったようです
ただこんなに大量に盗蜂が来るような弱体化したcolonyではない筈…何故⁇
↑コレはおかしいと感じ、2門巣門+貯蜜層付近の丸穴巣門の内2巣門を閉鎖、小さな出入り口にしガムテープで匂いが漏れないようにしました
盗蜂はどうしても貯蜜層付近を飛ぶ為、手荒な方法でみつばちの忌避剤を巣箱の貯蜜層付近と巣門付近、網底板の裏に塗り付けました
何か腑に落ちないこの状況…その時気が付いたのです(-。-;
↑この巣箱の屋根に蜂球が出来ていました!(◎_◎;)
つまり、何処かのcolonyが巣落ちorオオスズメバチに追われて逃去し、このcolonyの乗っ取りを企てたようです
忌避剤の匂いで一旦巣箱を離れましたが…また巣箱へ戻ってきます(ーー;)
蜂球を見た感じ老齢蜂ばかりで若い蜂はいないようです
訳アリの逃去群なのでしょう!
この時期の何処の馬の骨かもわからないcolonyが飼育群へ加わる事は命取り
私の蜂場はすでにダニ切りの最終段階のcolonyばかりです
こんな色々なモノを持っていそうなcolonyには何処か遠くへ出て行ってほしいです(~_~;)
オオスズメバチは基本弱小群へ来ますが、それ以外襲撃しやすい場所にある蜂数の多いcolonyであっても狙っているように思います
巣門の前が開けていて飛び易い状態の巣箱はオオスズメバチも訪問し易いようです
これも超強群になると…オオスズメバチも身の危険を感じ取り、チラ見しながらスルーして行きます
↑オオスズメバチの襲撃のあった巣箱から順にタイムのコンテナを巣門の前に設置し始めました
コンテナのタイムはこの時期色々良い仕事をしてくれます♪
↑今年5年目に入った弱小女王系列のcolonyにもかなり前にオオスズメバチが侵入を試みたようです(-。-;
このcolonyも半月強前に玄孫分蜂したcolony…やや手薄になっていました
ただ巣門まで行き着いた時点でこのcolonyのワーカーに熱殺されたようです
可哀想に…老齢蜂が身を挺して闘ったようです(-。-;
ただ私の箱は三重の砦となっていて、籠城さえすれば巣箱の中に入り込まれる事はありません
ほぼ全てオオスズメバチの出入り可能な網の大きさです
みつばちもストレス無く出入り出来ますが、オオスズメバチも出入り可能なサイズですw
1番外のネットは出入りし易い17㎜、2番目も出入り可能な10㎜亀甲ネット
最期の砦は6㎜巣門に鉄製の板を貼り付け、盗蜂避けのトリカルネット迄ついています
オオスズメバチがこの巣門へ辿り着く頃には老齢蜂に囲まれ熱殺球で包囲し高温と二酸化炭素で生きては帰られないようになっています
攻撃をし反撃にあうようなリスクを果たすオオスズメバチは比較的少ないように思います
今年もこのまま巣落ち無しで例年のスズメバチ対策でこのシーズンを乗り切りたいと思います
※このネットは園芸用ネットなので耐久性に欠けます
やはり数日に一回での見回りは必要です