西洋ミツバチはアカリンダニ耐性を獲得したと聞きます。ニホンミツバチが今後生き延びる唯一の方法は同ダニ耐性を獲得することであると考えます。
数年前「飼育群に人がこのダニを撃退すべく色々と手を貸しても完璧に駆除しなければ、このダニを温存し自然界の群に悪影響を与える。」と投稿したところ、専門家または研究者から強烈な批判を受けた。研究は飯の種!? 学者が素人の意見に反撃するのは赤子の手をひねるようなもの? 素人の意見が気に障ったのだろうか。
最近は逆に考えるようになった。自然界には人が飼う群数の数十倍の群が棲息すると考える。養蜂家がダニ対策をすれば極く少数でもダニが生き残り、自然群への感染が続く。それが自然界の耐性群の出現を早める。自然群はこのダニで死滅し耐性群のみが残る。飼養群のダニ対策は、「むしろ奨励すべきことではないか。」と、実に皮肉な考えを持つようになった。
いずれにしても耐性群の出現は意外に早いのではないかと期待しています。薬剤などで生きる群を増やせば、今後飼養するニホンミツバチは人の手助けなしでは生きられない。ニホンミツバチは日本人よりもはるか昔から生き延びて来たし、今後も人智を越えて生き延びると思います。