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セイヨウミツバチ
西洋蜜蜂の養蜂家はヘギイタダニをどの様に克服されているのでしょうか、

masukawa 活動場所:福岡県
蜂場の事情で大規模は望めませんが日本ミツバチは数郡規模には増やしたいです。 セイヨウミツバチ、ニホンミツバチの両方について教えて下さい。 西洋蜂と日…もっと読む
投稿日:2023 11/18 , 閲覧 504

お世話になります。
ヘギイタダニ対策の書物は読みましたが、実際に関するうえでプロの養蜂家は具体的にドンことをされているのでしょうか。
1、オス房の処理
2、ダニ駆除剤の使用。
3、巣脾当たりの密飼管理、
4、飼育箱の温湿度管理
について教えてください。


回答 3

ハッチ@宮崎 活動場所:宮崎県
昭和59年10月4日、人家の壁内に営巣していた日本みつばち群をラングストロス(巣枠入り)巣箱に収容して以来、飼育を継続しています。翌昭和60年の春か…もっと読む
投稿日:2023 11/18

おはようございます、masukawaさん!

干場先生が提唱し大規模養蜂家の実践報告もなされている「時差式ダニトラップを中心としたミツバチヘギイタダニの総合防除」が現在最も有効なのではと考えています。

ミツバチサミット2023 においても初日 11/18(土) 16:00~17:30 セミナーが開催予定されています。

また産業養蜂振興会主催で全国数ヶ所で講習会も開催されて来ました。来年にかけても更に実践報告を加えたものの発表がなされるものと期待しています(*^^*)

masukawa 活動場所:福岡県
投稿日:2023 11/18

ハッチ@宮崎さん、ありがとうございます。千場先生の本で勉強します。

ハッチ@宮崎 活動場所:宮崎県
投稿日:2023 11/18

masukawaさん、こんばんは!!

ミツバチサミット2023 シンポジウム1で「ゲノムデータ解析とゲノム編集で高性能ミツバチを作る」があり、

そう遠くない将来、ダニ抵抗性のある優良ミツバチが供給されることになるかもという研究発表がありました(*^^*)

期待したいです(^^)/

masukawa 活動場所:福岡県
投稿日:2023 11/19

ハッチ@宮崎さん、
ダニ抵抗性の品種は野外でも自然発生しているのではないでしょうか。

ゲノム編集で作出された抵抗性品種が種蜂業者で販売されるようになるには数年はかかるでしょうね。

masukawa 活動場所:福岡県
投稿日:2023 11/19

ハッチ@宮崎さん、3~4年前から春先に西洋飼育箱の待ち桶に入居する西洋バチが毎年見られる様になっています。我が家の蜂群は数枚以下でとても分封できる状況にない上に、周辺には西洋の飼育家は居ない状況から前年に我が家から逃げた分封群が何処かで冬を越したのではないかと。野外巣ではダニにも対応できるののではないかと。

古ちゃん 活動場所:鹿児島県
好き好きに蜂の世話しながら暮らしています。 奄美大島は日本国内に限ればニホンミツバチ分布の最南端の地です。暑くない時期は、自宅の外壁の割れ目にニホ…もっと読む
投稿日:2023 11/25

常々思うのですが、ヘギイタダニって蜂を飼えばずっと付き合う事になる生き物なので、ある意味お友達だと思ってます。見た目も案外可愛らしいし。容赦してはいけませんが、上手に付き合えるようになりたいですね。

1、オス房の処理

オスバチの巣房を破壊するだけでもヘギイタダニへの攻撃になりますが、どっちかというと寄生状況の確認に便利という側面が強いです。きっちりスケジュール管理すれば、採蜜しながら実行できるダニ駆除法としても有効です。問題はなかなかスケジュール通りできんってだけで…w ここは飼い主が勤勉か否かで変わってくると思います。

2、ダニ駆除剤の使用。

手前ミソですが、殆どのダニ駆除剤らしき物は使った経験があり、現状も「アピスタン」「アピバール」「アピライフバー」「シュウ酸噴霧」を状況に併せ運用中です。唯一「乳酸」は使用経験ありませんが、現状誰も処方しれくれそうにないし作業も煩雑。さらにそれでダニ駆除失敗した人の談を聞くと効き目も怪しそうで魅力感じず使用予定無いです。

アピスタン:ダニが耐性をとても付きやすい事を除けば素晴らしい薬剤。出荷間近の群のみに使用する事で自分の養蜂場のダニに耐性を付けないようにする必要がある。半面、ちょっとダニが湧いたからとりあえず使おう、等という扱いはできたものではない。

アピバール:湿気に弱いので奄美大島なんて立地でいつ使えばよいのか。とりあえず降水量の少ない夏期に扱う事に。ただ、投薬時に不調になる群が多発…それもご飯まともに食べられなくなって徘徊して死ぬとかまんまダニと同じ死に方をミツバチがするもんだから、来期試しに休薬する予定。代わりに何つかうねん問題がありますが…

チモール剤:効き目はまぁまぁ…かなぁ。外気温の影響受けやすい等色々面倒くさい。また群によっては酷く嫌がり、匂いの付いた蜂児等を捨てたりする。悪影響恐ろしく予防的に飼育群全てに使う気にはならなくなった。経験則としてダニが頻繁に増えるような群はチモールの匂いにも無頓着?なので、スポット的にダニが増えた群への対処として運用。耐性付かないメリットがこれなら生きるかなぁ…と思ってます。

ギ酸:チモール剤に似ているが、巣箱の金属パーツ…それこそ捕殺器の金網すら錆びつかせ崩壊させる為使いたくない。これを許容するなら悪い駆除法でないとは思う。

シュウ酸(糖液に溶かし滴下):高いダニ駆除効果を持つが、効果持続期間が無い。かつ連続使用すればミツバチに悪影響が出る。群分割する→蜂児がいない期間に処理すれば有効。制約が大きく汎用性を欠くのと、後述噴霧法が強化されすぎて今後出番無くなってゆくかも。

シュウ酸(機械で熱して気化して吹き込む):ダニ駆除効果は多分及第点。滴下法と違い何回使ってもミツバチに悪影響が無い。外気温や湿度、ダニの薬剤耐性…これらの影響受けず扱える唯一の方法。ただ、機械が高額だったり、やはり効果持続期間が短く蜂児がある状態では繰り返しての処置を要し労力が大きい。また機械の熱源が面倒、従来は重たいバッテリーか発電機なんて面倒な物(どっちにしろ電気コードがじゃまくさい)、さもなくばガスバーナーを要した。しかし最近は「マキタの18Vバッテリー」で噴霧できてしまうハンディタイプの物が登場し、最後の鬱陶しいデメリットは無くなりつつある。

3、巣脾当たりの密飼管理、

投薬時には意識的に余分な巣碑枠は取り除きます…一応、平時からそうすべきですが(ついサボりがち!)。アピバール等の短冊に接触させるタイプの薬では、蜂を混ませないと効果が薄れるそうです。

4、飼育箱の温湿度管理

一応、熱殺するような技術は存在しますが…100群以上飼ってて多分実行するの大変だしそういう機器も簡単に手に入らないのでテストもできそうにないです。ただ、原理原則理解しておくと何かで役立つかなぁ~ぐらいには思ってます。

masukawa 活動場所:福岡県
投稿日:2023 11/29

古ちゃんさん、詳しく教えていただきありがとうございます。全てを参考にさせていただきます。

古ちゃん 活動場所:鹿児島県
投稿日:2023 12/24

masukawaさん

尋ねられなかった項目なのでうっかり書きませんでしたが。

10群飼えば。100群飼えば。その中でダニに強い群弱い群が必ずあります。

強い奴だけ飼育し続けたら良いです=品種改良せよ。弱いのも販売等でお金に代えないと採算合わないでしょうけど。面倒くさいですけど、移虫技術があれば品種改良はかどります。面倒くさいだけでそんな大変でないからお勧めします。

なお、ダニに強いだけじゃ良い訳じゃないと物理的に(刺しまくる)、金銭的に(蜂蜜ロクに採れない)痛い目に遭わせてくる蜂もいるので、随分気の長い話になります。

ハッチ@宮崎 活動場所:宮崎県
投稿日:2023 12/24

masukawaさんの質問投稿コメント欄に失礼します。

古ちゃんさん、おはようございます!

ミツバチサミットで

シンポジウム1「ゲノムデータ解析とゲノム編集で高性能ミツバチを作る」と題して

1.ゲノム情報解析によるミツバチのダニ抵抗性遺伝子の探索

2、セイヨウミツバチのゲノム編集 -よい性質をもつ系統の育種を目指して

3、ハチのオスとメスが決まるしくみ -性決定遺伝子の働きとその多様性の維持

それぞれ講演がありました。

1については古ちゃんさんがされているダニに抵抗性を持つ系統の蜂群を全国各地の養蜂家から集めてなされているようです。

それを2により育種(ゲノム編集)

さらに3を応用して系統を維持し女王蜂を供給するというものです。

系統維持は、離島で10群~各群から5頭女王蜂養成~自然交尾産卵開始後に剪羽した片方の羽から遺伝子解析~2倍体雄が出ない組み合わせの女王蜂群のみ次世代に残し~何世代にも渡って系統維持可能 とのこと

遺伝子解析しなければ100群以上居ないと系統維持出来ないようで、他群から隔絶された場所を離島にしか見出だせない日本ではこれまで無理だったのが出来るようにすることは特に興味を引きました。

それと別件で、淡麗種を販売していた養蜂場担当者さんと交流会で隣席となり、淡麗種を系統維持された養蜂家が辞められたので、今後の淡麗種販売は不可能となったとの残念な情報も得ました。

系統を自ら見付け出してよりよい次世代を作り出していく古ちゃんさんの養蜂に益々憧れます。

古ちゃん 活動場所:鹿児島県
投稿日:2023 12/24

ハッチ@宮崎さん

以前日誌に書いていたぷちキラーなんて名前付けてた末裔共が頑張っています。今でも、その群は「大暴れして刺しまくって来る」事に目をつぶれば、採蜜もそこそこでき、病気もダニも出ず、分封性も気にならなかったです。

末裔たちは…気性はたまに荒っぽいのが出る程度で許容レベルに落ち着いていますが、昨年までは「蜂ばっかり増えて殆ど採蜜できない」「とにかくすぐ分封したがる」なんて有様の群が多く困っていました。…黒い働きバチもいるからカーニオランの血濃いと思うんですけど…それなら蜂蜜貯めて欲しい。

去年からはその中から選んで、比較的分封性低いのを残すように仕向けてはいます。

採蜜成績については後回しでよろしい、と判断してしまっています。女王蜂フェロモン剤を用いて採蜜用の無王群にしてしまえば、どんなけち臭い蜂でも蜂蜜採るのには困らないんじゃないか、という目論見です。今年はそれでそこそこの採蜜成績を得られています、ただ来年以降は…継続してみないと解らない。また、採蜜終わった後の分割⇒新女王蜂作らせる…はどうにも交了に漕ぎつける率が低いように思います。日齢の進んだ働きバチが多くなってしまうのが原因だと思っています。

手元にオーストラリアの女王蜂(もらった)の末裔もいますが、中々ダニが沸きやすい性質は改善されません。春に単箱ぎゅうぎゅうになっても王台付けなかった分封性の低さは魅力なので、何とかダニ耐性つかないかな~とやってます。

コードバン(淡麗種?)については、実情としては意識があんまし行っていないです。せいぜい「ハッチさん、これがお好きなんだよなぁ」ぐらいで。コードバンだから良いとか悪いという兆候が僕には見えてないからです。ただ、そんな風に管理しててもどの養蜂場でも少数派ながらコードバンカラーの蜂は見かけるので、そんなに悪くない性質の蜂だと思ってます。

ところで、①。今でもサンプル等を集めている研究室があるのでしょうか。働きバチさえ送れば構わないなら、フィードバック次第ではサンプルを出してみたく思ってしまいます。案外見る人が見たら「別に耐性なんて無いよw」なんて言われちゃうかもしれませんけど、それ即ちダニ退治名人と褒められた事になるかも。

ミツバチ研究所 活動場所:熊本県
今更聞けないような事を、初心に帰り相談させていただきたいと思っています。 体と相談しながら無理なく、質の良いミツバチの飼育を目指したい。 2024年…もっと読む
投稿日:2023 11/20

1.時期により作業します

2.ダニ材は使用します、2種類のみ

3.および4について管理はしていません

蜂場の飼育群数が少ないとダニの感染は気にするほどではないと思います。

+1
masukawa 活動場所:福岡県
投稿日:2023 11/21

ミツバチ研究所さん
3の巣脾当たりの密飼管理は必要ないでしょうか。熊谷養蜂さんはダニ対策の最重要事項のごとく言われていて苦労していました。
ミツバチ研究所さんのお話を何よりも大切にします。
ありがとうございました。

ミツバチ研究所 活動場所:熊本県
投稿日:2023 11/21

masukawaさん

問があったので答えただけですよ。

失礼な回答ありがとうございます

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