此処の所アカリンダニ感染が各地に見られるようで、早い所なんとかしたいものです。
手軽に自分で検査が出来る様、wild beeさんが自己検査講習会で全国行脚(頭が下がります)していますし、ネコマルさんがアカリンダニの生態画像や治療技術の実験、で御骨折り頂いています。いろいろと勉強させて頂いている所です。
先ずは早期の発見と治療が必要です。
そこで私が検査している安価な方法を紹介致します。
下の写真の様なUSBルーペです。200万画素200倍となっています。
5年前に7000円くらいで購入したもので、最近はもっと高性能なものが1000円ちょっとでヤフオクにある様です。
LSDライトが付いているのでそのまま見れば実態顕微鏡としてパソコンモニターで見ることが出来ます。
ピンセットと待ち針 ピンセットはヤスリで先を細く削っています(ここ重要)。気管を取り出す時に使います。気管の取り出し方は他の方を参考にしてください。
スライドガラスの代役として透明な三角定規を使っています。気管を取り出し三角定規の上に乗せ、水を一滴たらします。
usb顕微鏡の利点でもあり、弱点でもあるLEDのライト。実態顕微鏡として見るときは良いのですが、あまり明るくしすぎると反射が邪魔して見えません。アカリンダニは小さくてなかなか見えないので、透過光として見るとよく見えます。
生物顕微鏡の様に透過光で見ると気管の中の様子やアカリンダニの動いてる様子も見ることが出来、写真も動画も撮れます。
下の写真の様に透明なコップの上に三角定規をのせ、下からライトを当て見ます。
次の画像はそれで撮影したものです。約180倍くらいのところでピントが合いました。
このくらいに見えます。