投稿日:2020/9/2 19:28, 閲覧 531
9月に入り、軽井沢は一気に気温が下がり、コロナで疎開している方を除いて、別荘族の多くは帰ってしまい、静かな山岳の田園風景といった感じとなり、日が早く沈む分だけ、寂しい秋の雰囲気が増していく。
初挑戦のニホンミツバチの養蜂。結果は難しかった。3箇所に待箱ルアーをつけて8個巣箱を置いたが、探索蜂が確認できたのは、このうち4個だった。(他、田舎に2個置いたが未確認)
当初は、ニホンミツバチがいない場所なのかと考えていたが、西洋ミツバチやマルハナバチと一緒に蜜を集めている姿を見つけ、このサイトの皆さんに確認していただいたときの感動は忘れられないものであり、いまは西洋ミツバチとニホンミツバチの違いはわかるようになった。
チャンスは十分あったので、来年も再チャレンジしてみる。
1⃣分峰時期
軽井沢の分峰時期は、分峰マップを見る限りでは、ここ数年は5月5日〜7月10日であった。(分峰マップに掲載していただいているルークさん他に感謝)
私の巣箱に探索蜂がやってきて、中まで入ったのは、6月27日〜7月16日であったため、5月上旬〜7月下旬をターゲットとするが、軽井沢は雨が多い(沢と名がつくように雨が多いと地元の方によく言われる)場所なので、今回のように梅雨期間(6月11日〜8月1日)が長く降雨量が多い場合は可能性は低くなる。
2⃣巣箱の置き場所等
①現在巣箱を置いている場所(3箇所)については、2キロ以内にニホンミツバチの群れがあることは確認できているので、如何に取り込むかが問題である。
②今年置いた場所で、全くミツバチが寄ってこなかったところは、来年は置かない。
③置き場所を増やす(待箱の数を増やす)。⇒来年用に1箇所確保したので軽井沢内に4箇所となる。
④待箱の置く向きや場所などは、再確認する。(Q1:巣門の方向に、東西南北などの決まりはあるのか)
3⃣巣箱の改良点等
①本年は、巣箱は4月に杉板を購入して5月から置いたものであった。雨に晒すといったこともほとんど行っていなかったので、匂いを消すと言った点は不十分であった。現在置いてあるものは全て9月末には持ち帰り、雨に晒すこととする。(Q2:雨に晒す際に、内側も晒すべきなのか)
②新たに巣箱を作成することとし、角洞式のもので、入居比率が下がるといわれる巣落ち棒は入れないものとする。巣落ち棒のない角洞式は、待受け専用とする。
③入居比率を上げるために、内部や入り口に蜜蝋を塗ったが、2021年も同様とする。但し、ネットオークション等で販売している誘引剤も塗ってみることとする。(先日購入したものは、はちみつと焼酎を合わせたような匂いのもので、探索蜂が来ていないためその効能は未だわからない)
4⃣誘引方法
①前述の蜜蝋&誘引剤を利用する。
②本年は待箱ルアーのみだったが、ニホンミツバチ誘引のためのラン類を利用する。
使用するラン類はキンリョウヘン or ミスマフィット&デボニアナムで対応したいが、ヤフオクで確認する限りでは5月中旬には出品がなくなっている。
ラン専門の園芸販売店に確認すると、比較的遅めに開花するデボニアナムも出荷は2月〜3月上旬で、軽井沢で5月以降の開花を考えるのならば、3月上旬ではなく2月上旬のものを購入して、気候に慣らして育てると遅く開花しやすいということである。2月は、軽井沢の気温は外気はminus10度以下になるので、温かい部屋と外気の差が激しく、管理する自信がない(薔薇なら少しはできるのだが)
このため、5月上旬に2種類または3種類の蘭を購入し、花が枯れ始めたら待箱ルアーにスイッチ。
5⃣購入
1から3までの努力の結果、7月末までにミツバチの入居がない場合は、蜂の購入も考える。
本年も何度か考えた。(秋から来春まで、何もしないのは耐えられないため)
2024年より、本格的に畑作を行うことになりました。1haの土地と25mのハウス、管理機とマルチャーを用意し、トラクターだけはレンタルです。いろいろと便利かと思...
カッツアイ
岐阜県
H27年に蜂友の方から二ホンミツバチを3群譲っていただいた、 H27年は採蜜後の巣落ちで逃亡1群、とアカリンダ二症で2群が全滅。 H28年は6月末に一群を頂...
Karuizawa Basicさんこんばんは、まだ初心者ですが私なりに来年の自分の為に与えられた課題を検討してみました。
1⃣分蜂時期 私のところは皆さん興味が無いのか分蜂マップには殆ど記載いてもらえませんし今年は元蜂が居ませんでしたので、分蜂報告もできませんでした。
こんな感じでまだまだ分蜂マップの信頼度は低いと思っています、
私の場合は、近くでミツバチを世話している方を訪問してお話をお聞きして分蜂対応をしますが、此方の方は2017年にアカリンダニで絶滅した地域です、自然巣からの入居は望めませんので、冬越しした群れの分蜂中心で待ち箱を仕掛けます。
それ故話の実績から4月1日から5月いっぱいを普通分蜂そして続けて8月いっぱいまで孫分蜂の対応を考えています。
2⃣①巣箱の置き場所等 冬越し可能な群に1元群に5箱い掛けます。私は毎年5群程度嫁入りをさせ蜂友としていますので、待ち受け箱をおかせてもらっています、自然巣は当面検討しません。
②私は二年・三年目には入居してくれると思っています
③待ち箱を増やします、今年は39箱仕掛け事前入居は0でした、ほとんど分蜂板より強制入居のお手伝いをしました。
④待ち受け箱の方向は基準は南向きにしますが、後ろに大きな壁を作る・元群に合わせておきます。
3⃣①巣箱の改良(待ちうけ箱の改良)古い巣箱を使う
②新しく作る場合12㎜の板で作る、巣箱は今年は巣門60mmH+150mmH2段+簀の子でセットしたが、来年は、待ち受け箱は500mmH 以上にする、巣落ち防止棒は今年と変わらず待ち受け箱には付けない
③蜜蝋を採った時の黒蜜を薄め刷毛で塗り乾燥し、蜜蝋をしっかり塗る
4⃣①3⃣ー③と同
②ランはフォアーゴットンフルーツを使うルアー10個仲間で購入使い廻しする・その他間に合えば手持ち金陵辺及び蜜蝋気化誘引
5⃣まずは自分の元蜂を持つのが第一です、ニホンミツバチは飼うものではありません元蜂を持つ前に蜂友を創ることが1番で次にニホンミツバチを蜂友にもらってください、次の分蜂時にその方にお返しするのです、
本来なら自分で冬越しを経験するのが一番良いと思います、以前私はミツバチを世話したいと云われる方に12月に1群お貸ししました、
その方は良く4月に4群分蜂群を入居させ、元群を返していただきました。
その調子で2年目は7群ほど入居3年目の今年は4群ほど嫁入りをして、今7群を世話されています。
これは私の美濃姫群の巣箱です。
2020/9/2 21:10
Karuizawa Basicさん はじめまして。
今頃になって貴日誌を初めて拝見しました。5点に及ぶ今期の振り返りのおまとめ、敬意を表したいと思います。
小生も昨年から始めた初心者ですが、浅間山南麓のKaruizawa Basic さん宅蜂場と八ヶ岳南麓の拙宅蜂場(標高1000m越え)と条件が似ているように思いますのでコメントしました。
今夏の蜂さんの入居状況は昨年より悪いように思います。早くから始まった長梅雨の後、打って変わって連日の猛暑が影響したのだと思います。
例えば拙宅蜂場、昨年は8/9まで自然入居がありましたが、今期は5/14が最後の分蜂捕獲(6群群捕獲・1群自然入居で、内2群逃去、他1群嫁入り。昨年からの元巣と合わせると現在7群飼育)、それ以後は、自然入居も分蜂捕獲もまったくありませんでした。
そんなことを考えますと、Karuizawa Basic さんにおかれましても、来年は早くにご準備され、是非とも成功されますよう、お祈りしたいと思います。
初心者の小生ですが、拙い経験談等もまたお伝えできれば、と思っています。
今後ともお互いの情報交換等、どうぞよろしくお願いします。
2020/9/29 22:36
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カッツアイさん、こんにちは。
なんか、ハチが来ないままなので、ミツバチのサイトを見ることもなく、毎日、来ていないだろうなぁと思いながら蜂箱を確認しに蜂置き場に行くのだけが日課になっていました。
丁寧なご返答をありがとうございます。
カッツアイさんのように、たくさん置かれても来ないというのは、自然巣がかなりダメージを受けている場所なのですね。
また、よく皆さんが嫁入りとか書いているものの理由が今わかりました。そうした仕組みだったのですね。
私の場合、近くに蜂を飼っている方を知らない(唯一、はちひげおじさんはいらっしゃいますが、たぶんセイヨウミツバチだと思います)ので、蜂を分けていただくことは難しそうですが、そんな機会があれば是非試みたいと思います。
本当にありがとうございます。
2020/9/30 09:28
2024年より、本格的に畑作を行うことになりました。1haの土地と25mのハウス、管理機とマルチャーを用意し、トラクターだけはレンタルです。いろいろと便利かと思...
南麓の風と共にさん、お気遣いありがとうございます。
丁寧なアドバイス、カッツアイさんからもいただいたのですが、本当に諸先輩方の金言に感謝いたします。過去の日記も見せていただきました。DIYの、作成物のレベルの高さには驚きます。
最近は、毎日、蜂場の確認には行くのですが、こちらのサイトを見ることもなく過ごしていました。
気象台の過去天気を見ると、軽井沢と北杜市は2度位軽井沢の気温が低いのです。でも、軽井沢のアメダスレーダー(999m)と、北杜市(大泉867m)を考え、かつ我が家900mくらいと1000m超の南麓の風と共にさんの蜂場は、実はかなりよく似た環境(気温)のような気がします。
そんな中だけに、分峰時期の認識に、わたしはかなりずれている部分があったようで、来年はもう少し早くから準備をするようにしてみます。
それと、最近少し時間が空いたので、燻製器を作成しました。その際に、サーモスタットを作ったので、これを用いてラン類を育てようと考えています。冬場はマイナス10度以下になるところだからと、諦めていたのですが、温室を作成し屋内と合わせればうまく育てられるのではないかなぁと考えています。
今後とも、いろいろとご指導ください。
2020/9/30 13:18
Karuizawa Basicさん 素晴らしい燻製器を作られましたね。脱帽です。
さて、カッツアイさんは多くのご経験をお持ちです。小生もカッツアイさんの日誌から学んでいます。
ところで、待ち箱のご準備(箱の雨ざらしを少なくとも3ヶ月以上。急ぐ場合には、2~3日おきに水につけたり・干したりして1月間。それが済んだら、箱内の蜜蝋塗り等々)は、春分までに全て終えられ、配置された方がいいと思います。その後偵察バチが何回もやってきたりして、軽井沢でも4月下旬旬頃には自然入居や分蜂捕獲が始まると思います。今年の拙宅蜂場での初分蜂捕獲は4/25でした。
誘引ランにつきましては、小生は霜が降りるようになると半地下室内の窓寄りに入れます。温かい日差しの折には、外に出し日光に当てます。年が明けてしばらくする1階のリビングに上げたり玄関の中に移したりして、温度調整しています。特別な加温はしていません。
以上は、初心者小生のまことに拙い経験ですが、軽い沢と通ずる部分があると思います。
<追伸>小生も31歳から56歳までの25年間は長野県民でしたので(その後愛知に転勤。今も千曲市に旧宅有り)、軽井沢も少しは存じ上げております。
今後ともどうぞよろしくお願いします。
2020/9/30 16:18
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南麓の風と共にさん、こんにちは。
こちらは曇り、12時の気温は18.7度です。昨日あたりは、秋の爽やかな日でしたが、最低気温は10度を割ることもあり、日毎、秋が深くなっていく気がします。
誘引ランのこと、保温の必要がなく育てることが可能なのですね。霜と、鉢の凍結を防ぐことを気遣えば、できそうな気がしてきました。これから購入して、うまく対応したいと思います。
ご紹介欄を見ますと、3年がかりで昨年(2019年)初めて3群自然入居したとのこと。それまで来なかったのに、一度に3群も来たのは、本当にすごいですね。わたしも、来年に備えたいと思います。
待ち箱の雨ざらしについて、教えていただきたいのですが、雨に晒すのは外だけなのでしょうか。匂いなどを考えると、中も晒したほうが良い気がしてならないのですが、どのようにされているか教えてください。
個人的にメールしようとしたのですが、うまく送れなかったのでサイトを使って伺いました。
2020/10/4 12:25
Karuizawa Basicさん こんにちは。
こちらの本日最高気温は17℃、14:20現在15℃です。どんより曇ってます。
お尋ねの件、小生は重箱式巣箱ですので、写真のように雨ざらしにします。それゆえ、外側・内側の両方とも雨にさらすことができます。
そして、待ち箱として2段に組み立てる直前に、巣箱内部に蜜蝋を塗ります。組み立て・設置が終わりますと待ち箱の前にキンリョウヘンまたはミスマフェットの切り花を瓶に挿してぶら下げます。昨年は待ち箱ルアーもつけていました。
なお、小生の場合の巣落ち棒は細い(3.2mmのラン用支柱)ので、蜂さんの入居には何も支障がないようです。こんな感じです。
<追伸>メッセージ送信の場合には、互いにフォローし合う必要があります。小生がまずKaruizawa Basicさんの紹介欄にてフォローしますので、Karuizawa Basicさんからも小生の紹介欄の「フォローする」をチェックしていただければ、メッセージのやりとりが出来るようになります。
小生もまだ蜂飼い2年目の初心者ですが、今後ともどうぞよろしくお願いします。
2020/10/4 14:40
南麓の風と共に
山梨県
標高1000m超えの八ヶ岳南麓(山梨県北杜市)に移住して、早8年が経過。自家消費用の野菜づくりやジャム用果樹の栽培、日本ミツバチと共に過ごす暮らし等々を楽しんで...
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