自宅の分蜂元巣群ですが、芳しくない状況が続いていて、近くムダ巣整理第2弾をしなければと思っていました。
昨日14時頃 騒がしいので、復活してきて時騒ぎ? と思いましたが、近寄ってみると 何と セイヨウの大群によるアタック! 単独の盗蜂レベルは何回か経験がありますが、今回のような恐ろしい状況は 初めての経験です。 … これはもう「乗っ取りモード」では? と思いました。
これだけの蜂数、勢いで攻めているということは、すでに盗蜜被害を受けていて、経験している蜂が仲間を誘って襲撃に来たと理解しました。 … セイヨウの多くは コンテナ・アオヤギ台座の縦巣門(5mm幅)を楽々入っていきました。 入り方が初めてではないと思われる蜂が結構いました。
普段 うちの蜜場に来ているセイヨウは、1日平均10匹ほど駆除していますが、効果薄でした。
また この群はコンテナ台座の下にブロックを敷いていて、その上には下の写真のように多数のちびっ娘達が息絶えたか、うごめいていました。
いずれにしても 今どうすべきか? … 巣門を1門にして幅を極小にすることなのですが、4面巣門+アオヤギ式台座なので、対処に時間が掛かるため、まずは撃墜を選択しました。
ただただニホンミツバチの恨みを込めて撃墜を続けました。 攻撃に対して刺される危惧はありましたが、蜂は餌場では余り刺さない と信じている通り、セイヨウからは刺されませんでした。 (1回腕を刺されましたが、これは誤って一緒にニホンミツバチを撃墜した直後に、仲間から刺されたものです。 … この毒は、私を応援してくれるカンフル剤で、期待に応えてあげました。)
撃墜したセイヨウの一部が以下です。
撃墜できたセイヨウは、この写真に写っているもので 約250、それ以外で100、這って離れたのが 100、この後に駆逐したのが 50 とすると、計約500を駆除しました。 でも取りこぼしがありますから、今日以降もセイヨウによる襲撃が予想されます。 (早速今朝5時過ぎから来ていて、すでに10匹駆除) 諸事情により 即巣箱を遠隔地に移動という措置ができないため、隔壁板挿入と巣門狭めをしました。 今日様子を観ます。
昨日の駆除作業では、当初は巣箱を取り囲んでいるのはセイヨウだけで、やみくもでも撃ち落とせましたが、ニホンミツバチが混ざってくると、それはできません。 1匹ずつ狙い打たなければならず、難儀します。 … 普段蜜場で飛んでいる状態で見分けるトレーニングをしているのが少し役立ちました。
今回のことで、(わずかながらですが)セイヨウさんを殺めてしまっていますが、セイヨウさんを恨んでいる訳ではありません。 いい加減な飼育者を恨んでいます。 … セイヨウさんが可哀そうです!
また 他の飼育群は大丈夫? となりますが、自宅で最も巣箱が近いN5群(巣脾は小さいままで近く消滅?)では、やはりターゲットになっていて、巣箱周辺や簀の子上のスペースで 複数回にわたって 計20匹程度を駆除しました。
他の3群については、幸い穏やかな日常でしたが、今後気が抜けません。