①今回温度計測した巣箱その1は小さな重箱で、板厚13mm。 営巣していない空箱。
巣箱の南側には二重壁、その前は分厚い板を2枚、しかし西側が忘れていたので西日が当たる。
東と西は日除けが不十分ではある。
②営巣している重箱4段と巣門枠。板厚24mm。これにも南だけ二重壁。西は丸洞が日除けになっています。
③営巣中重箱の西側に置いた丸洞で営巣していない空巣箱。
以上3基は同じ処に置いてあり、木陰の程度は暑くはないけれど、涼しくも無いところです。
④20m以上離れた処でここは涼しいです。しかし朝陽は当たります。
四つの巣箱の天井はキチンと断熱してあります。
尚、この測定で気温とは下の檜の北側です。原則直射日光はあたらない。ほぼ気象庁と同じ。
概況:冬でも夏でも板厚の小さいものは日格差が大きい。
丸洞でもたとえ四角形の重箱でも板厚が大きければ、日格差が小さい。
グラフから分かる通り、暑い時刻には黄色(13mm板厚)が白色(110mm壁厚)より高い温度である。
日暮れに従い黄色(13mm巣箱)は気温(青色)に同調して内部温度は下がり、夜中ではほぼ気温と同じ。
黄色(13mm巣箱)は早朝から気温に同調して上昇を続け、白を追い越す事になる。
越夏成功するまで、ワバチの動きを注視します。