おっとり
千葉県
ワバチが棲みたくなる洞をつくる。
投稿日:2021/11/5 08:18, 閲覧 307
冬対策のための温度測定を202 1年11月4日から開始した。
100均の温度計はテンプラ油の温度を計るような台所用品を買ってしまったのが敗因。
昨日、HCで園芸用のガラス棒温度計を3本買った。 価格は260円位だったが、こちらは
100℃以下測定用なので気にいった。
100均の200℃まで測定できるのでは目盛りが粗すぎて、読むのに骨が折れる。
しかも温度計の誤差値を現場で加減算しなくてはならない。
さらに、夜中にしょぼしょぼの半分閉じた目で数値を取るのはしんどかった。
(ロガーを使えば良い事は最近に知った。)
伐採した丸太も太く痛んでいないものは少なくなった。
この丸洞を自宅の駐車場の角地に置いた。
温度計を2本差し込めるようにして、中に10Wの電球を点灯できるようにした。
電球は内部の暖房用に取り付けたのではない事を明記しておきます。
ざっくり例えるならば、10Wとは1000匹のWorkers(働き蜂)を想定している。 数値に根拠はなく
語呂合わせです。{後日思い出した事は 電球は10Wだった5Wを10Wに訂正}
実際の蜜蜂の巣球は育児温度に必要な35℃程にすべく、彼女らの温度センサーで調節しているのだけれど、この実験では10Wの電球なので、温度センサーは無い。
この実験で特記しなくてはならない事は
①巣門や巣箱周辺に強風が無い様にした。
②屋根と壁があるので、太陽の直射は受けない。
③熱は上へ向かうので、天板は150mmの厚さにした。
④図の様な中間の位置に10Wの電球を点灯できる。
⑤天井から10cm下に温度計を篠竹に内蔵して巣落ち防止棒を兼ねた(上温度計)
下の温度計の位置は天井から50cmになる(下温度計)
グラフの初日14時から翌朝2021年11月5日5時までの温度は、見間違いなどを修正した(いわば改ざんとも言える)事実とのかい離が少なからず含んでいる。
開始時刻の14時から翌朝1時23分までは、点灯をしないで計測した。
水色の外温を後追いするように、なだらかに下降して行った。この段階では上温度計も下温度計も同じ数値と言っても良いと判断している。
午前1時23分に10Wを点灯したので、その後は急激に上温度計だけに温度上昇がみられた。
下温度計は点灯後に横這いとなっているが、点灯しなかった場合にはもう少し下振れるとも思われる。
午前6時にポツンと緑色の◇は、みつばちレストランに行ったので秋入居群の温度を併記した。
秋入居群は蜂球が温度計よりも上にある。蜂球=発熱体よりも上は温度が高いが設置場所が蜂球より下なので、育児部分の温度はグラフの緑色◇より上である事は容易に推測できる。
まだ、実験は開始したばかりなので、徐々に正確な測定にし、良い巣箱の製作に役立たせたい。
現時点では縦型巣門は2本あり、閉じてはいない。
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今回の実験の目的(点灯状態で熱の損失程度を調べる)
①巣門が2本でも1本でも違いは大してないか?
②仮に四面巣門のように、丸洞を床から5cmとか持ち上げて、どこからでも外気の侵入を許すようにした場合は、どの程度の温度ロスが出るか?
③天井板厚150mmを10mmの合板にすると温度ロスは大きいか?
④思いつかない、、、