2020年12月に下の丸太を伐採した。矢印の杉が今回の実験用に使われた。
本当は枝を付けたままで野ざらしにする方が蒸発が早いらしい。
皮は剥がずに10か月間、野ざらしにしていたものを2021年10月に皮を剥ぎ製材した。
検索してみたら、生木の重量について、以下の様だ。
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たとえば、伐り立て生材の重量が50kg だったとします。その生材を水分を一切含まない状態まで乾燥させ、重量を量ってみると20kg でした。
結果、その丸太に含まれていた水分は30kg だったということがわかります。
そうすると、もとの生材の含水率は150%だったということになるわけです。
http://www.housejapan-yume.jp/kinoqanda03.html
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恐らくこの時点でも重さの半分は水ではなかろうかと推測している。
再三、同じ画像をUPしてしまうが、ご勘弁頂き
この丸洞は木に見えるけれど、本当はこの時点では半分近くが水ではないかと推測している。
11月9日、午前9時に丸洞全体を地上から5cm浮かせた。
この日は小雨で夜中の午後8時になるまで気温が下がらなかったので、丸洞内温度は全く下がる気配が見えなかった。
午後8時を過ぎてから11月10日早朝にかけて、ようやく気温の低下が見られ、丸洞内部の温度も並行して下落仕掛けたが、丸洞の上部(赤色)は下げ渋っている。
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杉の木の中にどれ位の水分を含んでいるかは分からないが、持った感じでは相当重いので、
かなり水分を含んでいると思われ、10Wの電球の発熱の多くは杉の木の中の水に著熱されていたと感じる。
11月10日、本日は晴天で強風(7m/s)になりそうなので、日中の気温の動きが面白そうだ。
気温の低下に大きく反応すると思われるが午前8時からは再び気温が上昇するので、丸洞温度は下がりきるまで行かない内に再び上昇に転じると思われる。
本日も丸洞は地上から5cm浮かせた状態で観察する。
世の中には水分計なる、木材の水分を分かる計器がある事が分かった。
柔らかいセンサーを木材に強く押し付けるだけで、水分の表示がされるもの。