本日、巣板の掃除をしょうと思い底板を引き出したところ巣房の先端が落ちていました。今の時期なぜ巣房先端を噛り落とすのでしょうか?
活動場所 :千葉県
活動場所 :大阪府
活動場所 :群馬県
活動場所 :徳島県
活動場所 :愛知県
活動場所 :広島県
こんにちは。
落とされたのは巣板先端の両端と思います。8日の日誌の画像。下端中央は冬越しの蜂球スペースとして齧り落とされたと考えます。
こちらは12日の日誌画像。産卵育児はその空間に新たに盛られ育児域拡大に伴い両端は齧られ基部から切り落とされます。見られたのはこれでは。
巣房は必ず上向なので作られた向きは見れば分かります。齧られた位置合わせすれば納得できると思います。
ネコマルさま
こんばんは!写真付きで判りやすいコメントありがとうございます(^o^)目から鱗です!初めての経験でスムシにやられた〜と考えていました。勉強になりました。ありがとうございました。巣房の向き確認いたします。
この巣板は茶色であり育児歴ある巣であることがわかります。この群は不要になった古い空巣をかじり落としています。それにより寒い冬に蜂塊を作る空間と春の新たな造巣空間を確保しています。古い巣板はスムシに侵食されやすいため、かじり落としたことは春の群の増勢のために好ましいことです。
弱小群や問題のある群では、不要な古い巣板をかじり落とす力がありません。それらの群は春以降スムシに侵食されて消滅することが多いです。当方は古い巣板を落とす力が無くて、蜂数に比べて古い露出巣板の多さが目立つときは、古い巣板を切除してやります。それにより群の新規造巣を促し群の増勢を図ります。女王は古い巣板への産卵を嫌い、新巣が少なければ産卵意欲が著しく低下します。
葉隠さま
こんばんは。お返事が遅れまして申し訳ございません(^_^;)詳細なコメントありがとうございます(^o^)大変参考になります。巣房を噛り落とすのは春の増殖にとって良い事なのですね(^o^)安心しました。