キオビエダシャク 本県 宮崎県内では、2000年頃から確認され出した、【蛾】です。
住宅の垣根として、植え込まれているイヌマキ等の葉を食べて成長するそうです。
本県では、今年も大量発生により、多くの住宅で食害による被害が増加しています。
少なければ、1本に数匹程度というところもありますが、食害の酷い樹木には、百数十匹も居て、枯れてしまう樹木も出ているようです。
そうすると、人間のすることといえば、強力な殺虫剤を撒く…だけ…。
参考までに
イヌマキ等の害虫(キオビエダシャク)被害にご注意ください!!。
■キオビエダシャクの発生報告
宮崎市内において、イヌマキ等(イヌマキ、ナギ、ラカンマキ、ヒトツバ)の害虫である「キオビエダシャク」の生息が確認されています。今後の被害の拡大が懸念されますので、ご自宅の庭にイヌマキ等がある方は十分注意してください。
駆除方法については以下の通りです。
■キオビエダシャクとは
成虫は、全体的に濃い紺色で、羽に黄色の帯がある美しい蛾(体長2cm程度、開張5cm程度)で、昼間飛び回ります。幼虫は5cm程度のシャクトリムシで、頭、尻及び側面がオレンジ色で、他の部分は灰色と黒色のまだら模様をしています。
幼虫のみが、マキ科のイヌマキとラカンマキ、ナギの葉を食害します。全葉食害を繰り返すと樹木が枯死する場合もあります。
●キオビエダシャク成虫・幼虫の写真
キオビエダシャク.jpg キオビエダシャク幼虫.jpg
■駆除方法
成虫は飛び回るので防除が困難です。従って幼虫の食害を確認してから防除するのが効果的かつ経済的です。木を揺すると糸を引いて垂れてきますので、そうした時期に防除します。防除は幼虫の発生が少数のときは捕殺(捕まえて殺すこと)し、大量に発生しているときには薬剤を散布します。散布の際は充分に飛散防止対策を行ったうえで散布してください。
キオビエダシャク薬剤
薬剤名 希釈倍数 販売取扱
トレボン乳剤 4,000倍 農薬取扱店(園芸専門店、ホームセンター等)
ロックオン 1,000倍 宮崎県森林組合連合会
■自分で薬剤散布する時に気をつけること
1. 薬剤散布を行う前には、あらかじめ近所の方にも連絡し、また、周辺の農作物や通行人等に飛散しないように注意しましょう。
2. 薬剤散布は、風がない時に、日中の暑い時間を避け、朝夕の涼しい時間帯に行いましょう。
3. 薬剤の使用にあたっては、ラベルの説明書を必ず読んで、記載内容に従って正しく使用しましょう。
4. 薬剤の希釈倍数を間違えないように注意しましょう。(決められた希釈倍数より濃い濃度での散布はできません。)
5. 薬剤散布を行う際は、薬剤が体に付着しないようにマスク、手袋、帽子、長靴、雨合羽などを着用しましょう。
6. 薬剤散布後はただちにうがい、洗眼を行い、また手足等を石鹸で洗い、衣類は下着まで着替えましょう。
※ 農薬については、国の登録を受けて製造販売されるもので、農薬取締法による製造・使用等の制限があります。また、使用時期・回数・分量なども規定どおり行うことが義務付けられています。違反した場合は、販売者・使用者とも罰せられます。
そのニュースを見たときに、田畑に撒かれた農薬による、蜜蜂の大量死の問題を思い出しました。
こちらのサイトの諸先輩会員の方々が、日記や質問コーナーに記載されました内容を思い出しました。
ミツバチ達にも、少なからずとも、何らかの影響があるのではないか…?、と…。
この殺虫剤には、どんな成分が使われているのだろう…?。
そりゃあ、殺虫剤を撒くのもわからなくはないです…。
沢山の庭木、垣根が食害に逢って、枯れたので植え替えるとしたならば、かなりの金額が必要ですから…、少ない費用で事無きを得るのならそうするでしょうね…。
2000年頃から確認したのなら、憶測でものを言いますが…。
※ 産卵期の頃に東南アジアから、卵が付着した植物が、輸入されたのか…?。
※ 成虫が、台風や竜巻によって巻き上げられ、落ちてくる間に日本国内まで、到達したのだろうか…?。
※ この温暖化の異常気温もタイミングの1つとなり、南の島々を自力で飛行し、九州まで到達したのか…?。
※ ある学者の言葉で、『 九州は砂漠化するだろう…。』と、遠い…?未来を予測されてましたが、その1歩なのでしょうか…?。
九州地方の宮崎県内で起きている、小さな出来事のニュースから書いている日記だけど、もしかしたら、殺虫剤を撒かれる前に、少しでもお役に立てればと、思いました…。