投稿日:2022/7/12 14:31, 閲覧 87
この群は師匠の庭で2020年の春に分蜂したものを強勢捕獲されて、同年9月22に戴いた。
無事越冬に成功して翌年2021年3月3日 師匠に来て戴き継ぎ箱をした(レンガは予め片してある)。
師匠の重箱は内寸が267mm 板厚24mm 高さが180mm と 150mm。
営巣している3段を持ち上げて4段目を継ぐのは結構しんどい。
この頃はスマホを持っていなかったので皇女の鳴き声は重箱の外に耳を当てて聴いた。
tooting と quacking は分かりやすい。 最初に分蜂する母親の鳴き声が定かではない。
しかし日記を振り返るとクワっと鳴くと再三書いてある。もしかするとこれが母親の鳴き声かも。
2021年3月26日 分蜂だ!
結局この群からは母親(取り逃がし)3月26日分蜂
長女、生き物たちの森へ移動 4月3日分蜂
次女、生き物たちの森へ移動 4月7日分蜂
三女、みつばちレストランの丸洞に収容 4月8日
四女、これが本日のお話、跡取り四女群の始まり、 2021年4月9日スタート!
跡取り四女群の2021年4月21日の内検。4月8日に最後の分蜂があり13日経過後の撮影。
異常は感じない。
4月9日~4月10日にハネムーンに行き交尾したと推測。
四女の子供は21日後の5月1日メイディからだろうか? その後の時騒ぎで確認しよう。
当面は蜂の数が減るだろう。
2021年5月1日 メイディ 雄蜂が減ったと記述している。時騒ぎはまだ無かったかもしれない。
5月1日 これは一人で継ぎ箱をしたと思う。
5月2日 前とくらべ巣板が見えるようになった。
5月5日 更に1段継ぎ箱をした。
パックした重箱6段を親指で押すと傾ける事ができる。 これは危険な状態だと強く感じた。
5月17日 ますます巣板が露出してきて、王台を発見。
5月21日 上の画像で見ていた王台を削り取ったようだ。
当時はこの変化になんら気づかなかったが、こうして振り返ってみると素晴らしい教材の材料を持っていた。 改めて認識。
しかし、5月1日頃に時騒ぎがあっても不思議ではないのに、相当遅れているように感じる。
遠くのもう一つの蜂場(生き物たちの森)では丸洞を沢山作りかけていた。
チェンソーの有効長は32cmなのでそれ以上長い丸洞は、別の方法を取らない事には長い丸洞は作れない。
これは思い付きで中間部に窓を創った。これで上からも下からも内部を刳り貫く事が可能となった。
右の重箱式では採蜜はするものの継ぎ箱はしないと決めていたので、上の丸洞を渡り廊下で連結した。
2021年7月12日 初めての採蜜
2021年7月13日 採蜜の翌日。 最上段を採蜜して継ぎ箱をしないで、接続した隣の丸洞を利用してくれる事を期待した。。。。これは無理な相談だった恐れがある。
2021年7月27日 基部まで巣板が伸びてきた。
2021年8月31日 熱い夏、真っ盛り。連絡通路を渡ってくるものもあるが移動は起きなかった。
2021年9月25日、二回目の採蜜を行った。
2021年9月25日採蜜後 重箱の方は低くなる一方。
この試みは日本みつばちの生態を無視・無知で推し進めていたのかも知れない。
彼女らには逃去(引っ越し)の選択肢が残されているのだからと安易に考えていた。
無事越冬を終えたと喜んでいたものの、2022年3月10日、底板に沢山の死骸。
隣の丸洞に移動する事はなさそうだと判断して、重箱3段を丸洞に載せる方針に転換。
おっとり
千葉県
ワバチが棲みたくなる洞をつくる。