投稿日:2022/7/23 13:40, 閲覧 493
切り株と言えども半分は生きているし、未だに地面に深く埋もれているのだから水分と縁を切るのは結構大変な課題だ。
やっている事が危うい事と承知して、そんな住まいでも日本みつばちが気に行って天然入居するかどうかがポイント。
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天然と言ってもこの春に5回位分蜂してどこかへ行ってしまったのでそれらが回遊して戻ってくることが多いと想定。
来春は師匠の群が森の外の畑にいるし、森の中には3群いるのでそれらが分蜂して、入居する確率が高いと想像している。
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自然樹木の内部がどのようになっているのか分からない。
もっとも気にいっているのがラオス式樹木養蜂。
杉の木を伐倒する時はチェンソーの位置は肩より低い、通常は地面から50cm位の高さが素人には伐倒しやすい高さだ。
こんな風に切ってせいぜい腰掛にするか物置にするんでしょう。
伐倒の基本ルールの禁を犯して地上から1.3m位の高さで伐倒したのがラオス式。
見た通り天井板はない。置いてある輪切りは単なる置物で天井を日射から守っているのが目的。
これを地面から水分を寄せ付けない為にAやBのようなカットを入れてしまっては、芸術的に面白いものができるかも知れないけれど、自然風味が吹っ飛んでしまう。
それらの切り込みは最後の手段として他の対策を考えよう。
今朝は幾つかの事例を検分した。
①ラオス式 目だった腐朽菌はない。
雨水は入りにくい
床の高さは地上から30cm
内部を作成時に派手に焼いた。
②ラオス式の傍 かなりの腐朽菌が見られる。
天井から雨水の進入あり。
地面から25cm位
巣門回りも腐朽菌が見える。
③五月29日入居群や長女群の近く、 腐朽菌が多く見られる。
天井からの雨水の進入は無い
継ぎ目からの進入はありそう。
地面から底まで15cm位。
④中央に近い丸洞 腐朽菌は少ない。
以上の内検から断定できる原因は見つからなかった。
対策として有効な事項として、今から行う事は次のとおり。
A)内部に杉の葉や新聞紙を入れて再度燃やす。
炭化した部分はちゃらんぽんに擦っておしまい。丁寧にできない性格。
B)天井と丸洞の継ぎ目から雨水が入らない工夫をする。
駆け込み寺丸洞が12基程あるので、半分はこの処置をする。
観察する。
おっとり
千葉県
ワバチが棲みたくなる洞をつくる。