今年は特にモンやオオスズメバチの蜂場への出現が遅くなっています。 モンに関しては、9/18に下の写真のようなちびっ娘の状態(手をかざすと シェイキング反応)を観て、モンちゃんが来て連れ去られる被害が出始めたと思いました。 ⇒ 実際にその後 何回か襲撃・拉致の現場を目撃しています。
オオスズメバチもそろそろお見えになるかな?と思っていたところ、昨日の朝 下の写真のような状態に。(手をかざしても シェイキング反応無し … ひたすら歩き回っていました。)
各巣門前や踊り場、前面の外壁に広がり、特にコーナー部分が密になっていました。 考えられるのは、ニオイ消し行動ですが、草の葉を齧った消臭材は着けられていません。(巣箱周囲のツユクサの葉もまだ齧られていません) ⇒ 多分 オオスズメバチの襲撃の前段階(偵察)ではないかと思い、巣箱の近くで片付けや草取りをしていました。 2分ほどすると、心配していたオオちゃんが姿を見せてくれました。 何をしたかというと、私のすぐ近くを含め 巣箱の周りを2周ほどして、飛び去りました。 昨年オオちゃんの行動観察から、襲撃の前段階では入念に狩場候補地を短時間で偵察し、敷地内の背の高い木の上部を渡って、少し時間をおいてまた狩場偵察に来ることを学ばせてもらいました。 今回3~5分間隔で 来訪・偵察を繰り返していました。 (恐らく同じ個体と思われます。)
こんな状況から、オオちゃんは昨日から巣箱に来始めましたが、襲撃・拉致にはまだ及んでいないと思われます。
やがて犠牲が出ると思われますが、それはちびっ娘によるニオイ消し行動で分かります。
昨日のちびっ娘達の行動を考えると、オオスズメバチの目の前で沢山出てきて歩き回るのは 簡単に捕獲・捕食されてしまうのと、餌が沢山あることを教えてしまいそうで 無謀では?と思いました。 でも、合理的な行動をしているはずなので、➀ちびっ娘達としては初めての本番行動を控えて、ニオイが着けられた場所を確認するトレーニングをしているのか? ②むしろ数の多さを見せて 『いつでもお包みしますよ~!』と 威嚇しているのかも?
オオちゃん対応は、ちびっ娘も私もこれからです。