近所に住む勤め人の工場から、廃材が出るということで貰ってきたパレットを解体しました。板厚は24mmでちょっと薄めだが、どうせ入居者は期待できない状況なのでこれでいいだろう。入居したら30mm厚の巣箱に替えることにする。内容物は金属加工に使う線材で、ドイツからの輸入品であるので、梱包材もドイツの木材である。解体が終わったころ別の知人が来てくれた。10年位前に近所の人に頼まれて分蜂群を捕獲し、3年くらい面倒を見ずに飼っていたらしい。十分な知識がないままに放置していたら巣がいっぱいになり逃去されたという。その頃はその周りの民家や立ち木に自然群が住んでいたという。それも狭い範囲のようだ。もう少し早く当地に来ていればと少し残念な気持ち。この人とは同年配であるが、彼は大金持ちなのか、自宅のほかに古民家をわが自宅よりも標高100m行った場所に買い求め、趣味小屋としているという。薪割り機を2台所有しアンティークオートバイを7台整備しながら乗っている。彼のうちの近くに待ち箱を置くことになった。行先が少し確保できた。これまでと違う場所で来春は攻めようと決めていたから誠に好都合。
その木材であるが杉と違って、源平の白赤がなく幹の外側も内も同じ白色に近い。丸のこで切断したところ香りはヒノキに近いが、すぐに飛散して匂いが残らない。これはいいかも知れないということで暫く雨風に当てることにした。
今年消滅した井戸上群の巣の近くに積み上げて、雨風に当てることにした。120㎝の長さの板材からは釘穴を避けると1枚から2枚しか板が取れない。角材は割って巣門台を取ることにする。それにしても多過ぎか。余ればストーブで燃やそう。いやいや増築予定の小屋のかべにでも張るか。ドイツからはるばる来たのに勿体ないが。結果はどうなるか先の長い話。