昨日、セットした次の日にたくさんの探索蜂が来ていた事を書いたところだったけど、日誌を書いて(書いたのは朝)1時間ほど経過した頃に妻から「風呂に入ってたらブンブン羽音が聞こえてきたし、風呂から出て覗いてみたら大群が来てた」って電話が入った。(風呂の脱衣所のドアを開けると巣箱が見える)
今回の捕獲は巣箱を設置して1日半。私が日本蜜蜂を始めたのが2010年で、捕獲した自然群の数は覚えていないけど今まで捕獲した群の中で巣箱を設置してから入居までの時間が過去最短だった。
放置していた間にスムシの巣窟になってボロボロになった巣箱が良かったんだろうか?
よく言われてる事で、自然界でも逃亡したしたり消滅したりした群の巣をスムシが食べ尽くして綺麗になったところへまた新しい群が入ってくるというのは聞いてたけど、いっぱいになってる巣板をスムシが食べ尽くすなんて、スムシに一つの巣の巣板を短時間で食べ尽くすほどのパワーが有るんだろうか?、なんて思ってたけど、実際に消滅した群の巣箱をそのまま1年間放置して開けてみたところ、「綺麗に」とまでは言わないけど、殆どの巣板が無くなってしまっていて、そのまま待ち箱に使える状態までスムシが食べ尽くしていた。
そのままだと次に入った群が残ったスムシにやられてしまうだろうから、巣箱は数日間日干しにした後でヒートガンとバーナーで炙って残ってるかもしれないスムシを殺してからセットしたけど、もっと考えると、自然界だと空になった巣に残ったスムシを誰も駆除してくれない訳だから、自然界ではどうなってるんだろう?、スムシの駆除もしないで、そのまま待ち箱にして観察しても良かったのかも知れないなんて少し思ったりもした(笑)