盛夏に暑さ対策として、数年前から重箱巣箱の蓋を穴あきと穴なしを、使用して比較してみました。
始めた頃は、換気を良くする事で巣箱内は温度が下がり、蜂たちは大喜びで私に感謝するだろうと思っていました。
しかし、今年内検採蜜に回った時に観察すると、貯蜜量や群れの様子に大きな違いは見られません。
秋になり穴あきの蓋を穴なしの蓋に交換し、回収した蓋を見ると多くの蓋の穴が蜜蝋で塞がれており、結局、蓋なしの蓋と変わらない事に気が付きました。
明確にメモを取った訳でもありませんし、一昨年(10群れ)、昨年(20群れ)は群れ数も少なくデータとして不正確なところもありますが、重箱式巣箱に置いて巣箱上部の換気は、我々が思っていたほど必要ではないかも知れません。