昨日の15:30頃、巡回中に【ポポー群】からのちびっ娘達の発出を確認、蜂雲を形成しました。 ここの近くには分蜂集合板は無いので、慌てて垣根に取り付けましたが、残念ながら垣根の枝下に集結してしまいました。 以下は退出してしまった巣箱と垣根にできた蜂塊です。
この蜂塊ができた上部は枝が混んでいて、巣箱枠を載せられないので、とりあえず横に入れ込みました。
この状態は 現在も続いています。
今回の逃去(但し蜂場内に留まる)原因について考察すると、
❶今の時期起こりやすい巣箱内の高温? ⇒ ✖
この群の巣箱は直射日光がほとんど当たらず、暑過ぎることはありません。
➋昨日の朝実施された「無人ヘリによる農薬散布」のせい? ⇒ ✖
今年はこの群の巣箱から10mの田んぼにも散布があり、薬害以外にも 騒音や空気振動が影響したか?と思いましたが、まず薬害でのたうち回るちびっ娘は見受けられませんでした。 さらに 巣箱内の巣板をチェックすると、
まあ綺麗な状態です。 貯蜜も無いようです。 ⇒ これは計画的な退去で、➋ではないと確信しました。
また、最後のタイミングで出房したと思われる翅が白い(思うように翔べない)個体が複数見られました。 ⇒ この娘達はすくい上げて 蜂塊に合流させました。 巣板間にいる残り蜂は 翔べるがために集められないので、巣箱を台座ごと蜂塊の近くへ移動しました。
❸この群は分蜂時に自主入居間もなく巣を放棄して、結果元の巣箱に戻った経緯があります。 その時に推定した原因は、『小アリ』。 これまで小アリを見ることはさほど多くなかったのですが、巣箱の移動跡を観ると、地面に“大規模な小アリの巣”!!! 巣箱内で中の地面に落ちてしまった新蜂が小アリまみれでもがいていました。
アリ対策が必要だったと反省しましたが、この場所一帯は巣箱を置かない方が良さそうな気がしています。
ちょっと忘れていましたが、以前スイカの主枝を摘芯した先を挿し穂してみましたが、かろうじて生き延び、着果を確認しました (*^^)v … 今夏 最後に味わえるとラッキーです (*^_^*)