毎朝恒例の蜂娘に御挨拶~(^^♪と、窓辺へ行くと、蜂娘達が大騒ぎをしています。 しかも、巣門台だけでなく、その外の防護ネットへ分散して歩き回って居るのです。
えっ!何があったの(;유∀유;)
最初に思い付いたのは、分蜂です。継箱しなくちゃいけない程満杯なのに、我慢させている負い目があるので、さては、苦し過ぎて分蜂しちゃったのか(+_+) と過ったのです。
取り敢えず、様子を見ようと窓を開けようとして、躊躇しました。大スズメがガラス窓に体当たりして来たのです。あぁ~、、、そっちかぁ。とうとう来たか!
大スズメの初襲来でした。しかも3匹が飛び回っています。でも、私の予想と、蜂娘達の行動は大きく違っていました。
何故、わざわざ大スズメに噛み付かれそうな防護ネットまで外に出て、何をしているの??
よくよく見てみると、網を舐めながら歩いているようです。
大スズメが飛び回って居てもお構いなし、必死で舐め回しています。
勿論、巣門周りも蜂箱の外壁も舐め回しています。もう一つの不思議が、臭い消しに使うと言われる千切った草等は、付けて無いんです。ただただ、舐め回しています。
それに、大スズメは、16mm角の防護ネットをくぐって中に入ろうとはせず、ただ飛び回って、飛び回りながら、仲間とも交信しているようでしたが、結局、何処にも触れてはいないのです。
これは何を意味しているのか(・・?
大スズメの餌場マーキングフェロモンは、飛びながらでも振りまくのか?または、噴射して外壁にも付着するのか??
本当に臭いけしなのだろうか(・・??
薬草も持ってこない。防護ネットにまでくっ付けようとしている。となると、蜂娘達の内分泌される唾液に、何か、大スズメの忌避か敬遠に繋がる成分が含まれていて、その唾液を塗りたくって、大スズメの攻撃を防ごうとしているのかも知れないと考えました。草の成分を合わせての防御効果は、論文等で発表されているが、草なしの舐めるだけに関しては、未だ探せてないです(^^;
以下の資料から、臭い消しのような中和だけでなく、忌避効果もあるようです。
日本みつばちの会の会報誌からも抜粋させて貰いました。(2020年5月号)
この号には、スズメバチサラバやビーサイレントの開発者の論文も載っていました。大スズメバチが忌避行動を示すバラや杏の成分について記載されていますね。大スズメ対策として、素人でも忌避植物で何とか出来そうな気がしますね~٩(๑>∀<๑)۶
今朝の状況に戻りますと、私は、危険と解って居ても、せめて、粘着シートをセットするくらいは支援したくて、防護服を強化しました。以前もやったように、着ぶくれダルマになりました。
https://38qa.net/blog/298791(大スズメとの初死闘)
上も下も3枚重ねの厚着。防護服の中に、もう一つ面布を被り、その中には、保冷剤入りのタオルを入れて、頭を刺されるのを防護しました。手袋も3枚重ね。
ミシュランマン・れりっしゅ参上~~っ!!!
と、勇ましく覚悟を決めて加勢に行きましたが、3重に着込むのに手間取り、行った時には、もう大スズメは居なくなっていましたΣ(ಠิωಠิ|||) 初襲来だから、偵察のみで帰ったようです。 こんな風では、助けになりませんなぁ。。。(;´д`)トホホ
粘着シートをしかけたくても、囮を一匹も捕まえられませんでした。
ところが、それから草刈りをして、1時間後くらいに様子を見に行ったら、大スズメの後に、キイロが来たようで、熱殺されてネットに絡んで居ました。ラッキー(^^♪早速、下に置いておいた粘着シートにくっ付けようとしたら、うちの蜂娘達が何匹もくっ付いていて。。。
これは、熱殺蜂球でキイロをやっつけた時の犠牲者でした。上の網で戦って、勇敢な戦士が力尽きたり、噛み付かれたりして落ちた場所に、シートが置いてあったので、くっ付いたのですね。明日また来たとしたら、多分、囮に誘われて、自らくっ付くでしょうね。
取り敢えず、後は静観。蜂娘達は、当分の間、ずっとネットや外壁や巣門を舐め回していました。
今日の難関仕事、草刈りを終えて、昼食を食べながらテレビを見ていたら、そこでも大スズメ注意の特集をしていました。
今年は、大スズメの当たり年?!だそうです(~_~;)
大スズメの7mmの毒針が通らないようにするには、防護服の中に、10mmの中着を着ているそうです。ウン万円する防護服を着ても、10mm以上の厚さがないと、突き抜けて刺される可能性有りΣ(ಠิωಠิ|||) 怖過ぎます。。。
今日で一応の終了を見た庭の草刈りですが、憂鬱だったのは、大スズメが地面に巣を作ってないかという心配です。草を刈る前に、大型の蜂が飛んでないかどうか、先ずは、眺めて確認し、それから刈り進めるようにしました。マムシだけじゃなく、大スズメも心配で、田舎の醍醐味を存分に味わっての草刈りでした。
でも考えてみたら、今日が初めての襲来です。今日まで、蜂娘達は見つからなかったのですから、うちの庭には、造巣は無く、もっと遠くから遠征してきたと考えるのが順当ですね。