みつばちレストランの測量をしてみよう!
この物件が分譲されたのは何十年も前の事。
私の前の地主さんが分譲業者から購入したと仮定しておこう。
この方は遠方地主なので物件を管理見回りする事は殆どなかった時代が長く続いた。
御多分に漏れず不在地主であれば近隣の住民は好き勝手に利用する。
一番困った事
●分譲当時は境界杭と境界を示すコンクリート製の横柱を埋設して道路と敷地を分けていた。
ところが自動車が出入りするうちにこれらは破壊されて位置が移動して正確な境界が分からなくなった。
●売主は通常は境界杭を買主に明示して販売するものだが、売主とて境界が分からなくなってしまったので、買い手である私はそれを認めて購入した。
幸い当時の測量図は渡されたのでそれをもとに、巻き尺と分度器で凡その位置を決めて現在に至る。
一見、境界らしきところには樹木や笹が生えてきたのを草刈りで直線になるように整備してきた。
日常は穏便に過ぎていったので、大きな問題にはなっていない。
ところがここから大きな展開に進む。
●みつばちレストランの西北は田んぼになっており、田んぼに隣接する境界線あたりには笹や桑の木が生えてくる。
桑の木は当然明るい方へ枝が張っていくので田んぼ側にはみ出してくる。
米作りの農家さんからみたら迷惑な事この上ない。
●要求を受けて速やかに桑の枝を伐採して応急処置はした。
北から西南を撮影(画像は少し伐採が進行形)
同じ場所を逆方向から撮影。
完璧に整備するにはあと数日はかかる。
●ところが新たな検討精査を要する事項が明らかになった。
みつばちレストランと田んぼの間に赤い区画が公図上では明記されている。
昨日、赤い区画(1330-15)の所有者は田んぼの所有者と同じ農家である事が判明した。
私:この1330-15はどなたの物でしょう?
農家:すかさず、はい、うちのです。
●疑義発生
①赤い区画の現状が分からない、すなわち私が赤い区画部分もみつばちレストランの物と誤認しているかも?
②赤い区画は地主さんが田んぼにしてしまった可能性が大と私は想像する。
③笹や桑の木が生えている場所はどこなのか?
樹木が生えているのが私の土地なのか、それとも赤い区画なのか?
それによって米作に支障をきたす邪魔な樹木の伐採・整理を誰がすべきなのかが不明瞭になった。
赤い区画に生えていれば、農家さんがご自分で整備すればよい。
しかし、赤い区画は田んぼで笹・桑の木が生えているのはみつばちレストランであれば私が伐採しなくてはならない。
しばらくはこの問題を解決する事に時間を割かざるを得ない。
幸い、オオスズメバチも下火になってきた。
さて、本題に戻り測量を再び行うことにするが、再び分度器と巻き尺で測量をするのではなく、ちょっとだけ精度を上げてみよう。
iphoneseで計測アプリがある。 この正確性を試すのにも良い。
50mの長さでも測れるらしい?????
今、見つけたばかりのサイト、、では勉強してみよう!
https://blog.skeg.jp/archives/2022/05/iphone-measurement.html
iphoneseで家の中で測ってみたら、答えは簡単にでる。操作方法は簡単、あとは精度がどれくらいかだ!
ちなみに30cm物差しの長さを測ってみたら30cmになった(笑い)
まったく使い物にならないアプリではなさそう。
測定点に水平にして、測り始め+キーを押す。 測定点の周りに画面に円が写るので円が歪んでなければ水平だという事らしい。
天気が良くなったら外で巻き尺で測ってみる。 面白くなった。
しかし、プロの測定器具は知らんけど30万円とかするかもね。
真似事がiphoneseでできるなら、分度器と巻き尺よりは面白そうだ。
1330-15について農家(75歳位のご婦人)さん曰く、
隣人Kさんにここを貸していた。
私が推測するにKさんは囲繞地になっており法律的には公道へ行かれない。
したがってたとえ幅員が1mだとしてもここを通れば公道へ歩いて行かれる。
実生活では使用されていなかったと推測。
尚、私が土地改良区だったか都市整備課だったかそれなりの部署に照会した時点では1330-15は青道になっていた。 青道とは水路の事。
土地登記簿上では山林になっている。 なかなか面白い歴史があるようだ。
一旦、ここで締め切る。
日誌は8000文字?だか一定のところでちょん切られるので、長々と記述しても一瞬のうちにデータが消えてしまうかも(笑い)