投稿日:4時間前
キンリョウヘンなどの誘引蘭の生育に慣れてきたと思い、葉数が多く勢いのある株を作りたいと今年は攻めてみました。成功した点と失敗した点があるので、日誌に記します。キンリョウヘン、アクシデンタル、ミスマフェット、デボニアナムに関してです。
◎概要。肥料を適切な時期に多少多めに与えると狙い通り葉数が多かったり複数出た次世代バルブも十分に育ちました。ただし、過度な肥料は根腐れを起こしバルブの葉の成長点からすっぽ抜ける現象が起きました。過度な肥料を洗い流すため、水やりの頻度を減らし与える水量を多くし回復を図りました。回復した株もあれば、諦めるべき株も出ました。
◎肥料を与えたタイミング。
①5月頭頃の鉢替時、小粒のマグアンプKを入れる。
②1週間から10日ほど経過後、固形の東洋ラン用肥料を十数粒程与える。
③さらに10日から2週間後から7月頭まで誘引蘭の様子を見ながら2000倍希釈の液肥を週に一度与える。9月中もこの液肥を与えた。
◎誘引蘭の症状・対策
上記の③、6月中頃にアクシデンタルやデボニアナムのバルブの葉の成長点が腐り始める。新陳代謝で葉が落ちるのと異なる点は根本から変色し始めて葉先が青くてもスポッと葉が抜けてしまう。この時点で誘引蘭全体の固形肥料を可能な範囲で取り除き、液肥を与えるのを止め水やり頻度を減らした。水やりの際は水を多めに与え固形肥料を洗い流した。鉢内が十分に乾いてから水やりを出来ていたキンリョウヘン、ミスマフェット、デボニアナムは回復したように思える。不乾燥を見抜けなかったアクシデンタルはダメージが大きく葉数が減ったり、葉が全て無くなってしまいそうだ。

回復したデボニアナム。新バルブの葉が全てすっぽ抜けた後、新たな葉バルブが2つ伸びてきた。

回復しなかったアクシデンタルの一つ。徐々に葉数を減らしている。すっぽ抜けたり、新陳代謝とは異なる葉先が青いままで葉枯れがおこっている。
◎反省点。肥料過多による根腐れを感じたのでよく乾くように、より風通しの良い所におくべきだった。また根本的に肥料の与え過ぎは良くない。
◎良かった点。肥料を多く与えたためかキンリョウヘンやミスマフェットは葉数が多く勢いある株に成長させる事ができた。また秋口の新陳代謝による葉枯れは例年より少なかった。
かに
三重県
十数年ニホンミツバチの養蜂を行なっている祖父の背中を見て、私も挑戦してみたくなり始めました。 祖父は丸洞式巣箱を使用ですが、私は重箱式巣箱で始めます。 2023...
ハニービー2
茨城県
養蜂7年目になりますが、まだ新人です。
かにさん
誘引蘭の栽培方法、参考になります。
先日、HCの売れ残りのキンリョウヘンを格安(¥1,500)で購入しましたが、手入れが悪かったらしく新芽の芯が黄色く変色してまして、植え替えをしました。元の定価は¥5,980ーでした。
復活すれば良い買い物ですが、枯れてしまえばドブに金を捨てたも同然です。
植替えて1週間なので、水も肥料もあげてませんが、これからは水やりだけで来春まで様子を見てみたいと思います。
1時間前