仕事を終えて、夕刻、自転車で蜂場を見回りに行きました。
どの群れも特に変わった様子はなく、普段通り。
最近、気になるのは、花粉持ち込みが減っていること。
雄蜂といっしょにぶらぶらしたり、手持ち無沙汰って感じで、
分蜂するのを忘れたみたいで、やきもきさせられます。
毎日の数回の見回りも、けっこうしんどいのです。
なのでもっとも分蜂する確率の高い15時~16時あたりに
的を絞って、行くようにしています。
で、今日もふらふらと行きまして
”今日も分蜂ないかなー”と帰ろうとしたとき、
待ち箱を置いた向こうから、ぶおーんという音が。
見ると、さっきまでだれもいなかった待ち箱の周囲で、
蜂が舞っていました。
近づくと、私の周囲で蜂がぐるぐる旋回し、
そのまま空に広がっていって
光の中で消えたり、滲んだり、なんだか幻想的でした。
映像も撮影したのですが、容量が大きすぎてアップロードできなかったみたいです。
それだけ長く、撮ってたみたいです。
蜂たちは、20分くらい飛び回った後、吸い込まれるように巣箱へ。
この間の探索蜂が、仲間を呼んできてくれたようです。
ありがとう♡
このまま、長く、住んでくれますように。
幸せ気分で、帰り道、ノビルの丘に立ち寄りました。
ノビル(野蒜、学名: Allium macrostemon)は、ヒガンバナ科ネギ亜科ネギ属の多年草で、
これが採れるので、私が勝手に名付けました。
自転車を停めて、足元に生えているノビルを採ります。
これをお湯で茹でて、酢味噌和えにすると、格別です。
横の小川では、セリも採れます。左端にちらっと見えているのがセリ。
これを湯豆腐に添えると香りが良くて美味しいんですよね。
来年のことを考えて、根っこはそのままに。
採るけれど、きちんと残すというのは、このあたりの人の暗黙の了解みたいです。
今日は、蜜蜂に包まれて、眠ります♪