一昨日にヤマモモの木に集結した群を重箱に収容した群は昨日の早朝から本日の午前中までは盛んに出入りしていました。本日14時過ぎに観ると2~3匹/分の出入りに、16時過ぎには1匹が巣箱周辺を旋回し巣門に入って20~30秒経つと巣門からキョロキョロと周囲を確認するようにして飛び立ち、また巣箱周辺を旋回し巣門に侵入することを繰り返すようになりました。『確か此処だった筈なのに皆んなは何処へ行ったの?』と呟きながら探している様に見えました。どうも様子がおかしいので意を決して底板を引き出してみると簀子が丸見え、もぬけの殻状態でした。
↓4/6 18時の内検
↓4/7 16時の内検 小さな巣板が一層物悲しさを・・・
気分が萎えながら底板を元に戻していると目の前をす~っと通過するミツバチが、またす~っと通過するのでその行方に目をやると5mほど離れた待ち箱に飛び込んでいきました。観察していると次から次へと帰巣しているようでした。巣門には5~6匹の門番が待機し、入巣する度に追いかけて同胞であるかの確認をしていました。どうやら先の群が蜜蝋を塗布していただけの待ち箱に転居したようです。
何が気に入らなかったのかこれから分析・検討するつもりです。昨年も同様のことがあり、上段の重箱には巣落ち防止棒を取り付けていない営巣実績のある重箱から2m離れた組み立てて間もない巣落ち防止棒付きの重箱に転居しました。