投稿日:2019/12/30 22:08, 閲覧 300
樹洞自然巣の観察状況をまとめてみました。
①営巣期間=発見又は最初に確認した日〜退去した日 ②退去原因=主な原因と思われるもの
No.1 もみじ ①営巣期間 2016年7月〜2016年8月 ②退去原因 不明(確認時既に弱体)
No.2 松 ①営巣期間 2016年8月〜2016年10月 ②退去原因 オオスズメバチ
No.3 イトヒバ ①営巣期間 (蜂球で発見)2017年8月 ②退去原因 オオスズメバチ
No.4 ニッキ ①営巣期間 2017年8月〜2017年9月 ②退去原因 オオスズメバチ
No.5 シラカシ ①営巣期間 2017年9月〜2018年10月、2019年5月〜2019年9月 ②退去原因 オオスズメバチ
No.6 ヒバ ①営巣期間 2018年10月〜2019年8月 ②退去原因 巣落ち(洞内部の変形がみられるが自然に朽ちたものか人為的かは不明)
No.7 スダジイ ①営巣期間 2018年12月〜2019年9月 ②退去原因 不明(退去後スムシ侵食を確認)
No.8 ニッキ ①営巣期間 2019年8月〜2019年10月 ②退去原因 オオスズメバチ
No.9 クスノキ ①営巣期間 2019年10月〜
・今回で退去の報告になるものもありますが、現在営巣中はNo.9 クスノキだけです。
・No.1、2、5、6は以前にも繰り返し去就があったことが報告されています。
・冬越しを確認したのはNo.5シラカシ、No.6ヒバ、No.7スダジイです。その他は春に入居し秋までに逃去したものと思われます。
・No.7スダジイとNo.9クスノキは80mの至近距離にあり去就の時系列から同一群が移動した可能性が高いといえます。
・No.7スダジイとNo.9クスノキは人の立ち入らない場所にあり(スダジイは伐採で発覚)、その他は住環境内にあります。そのことから洞の成り立ちについてNo.7、No.9は自然に朽ちてできたもの、その他は枝を剪定伐採した部分からできたものと選別します。
・退去原因について、不明、巣落ちとしたものについてもスズメバチの飛来を確認しています。
以下がこれまでの最新投稿になっています。
No.1もみじ 今まで観察した樹洞自然巣を記録してみました。 3/5
No.2 松 今まで観察した樹洞自然巣を記録してみました。 3/6
No.3 イトヒバ 今まで観察した樹洞自然巣を記録してみました。 3/7
No.4 ニッキ 今まで観察した樹洞自然巣を記録してみました。 3/10
No.5シラカシ 樹洞巣は元気ですが重箱巣が落ちました。自然巣の観察No.5シラカシ 続編3 8/19
No.6 ヒバ その後2 巣落ち→逃去 8/28
No.7 スダジイ 今まで観察した樹洞自然巣を記録してみました。 8/5
No.8 ニッキ 樹洞自然巣観察記録 洞内部 8/23
No.9 クスノキ クスノキの自然巣は元気です。 12/5
現在営巣中のNo.9クスノキ
artemis
千葉県
千葉県香取市。2011年ニホンミツバチが自宅2階屋根裏に巣を作ったが夏に落下。3年後に同じ場所に営巣、その時は掃除機を改良して移動させました。寝室の真上だったの...
artemis
千葉県
千葉県香取市。2011年ニホンミツバチが自宅2階屋根裏に巣を作ったが夏に落下。3年後に同じ場所に営巣、その時は掃除機を改良して移動させました。寝室の真上だったの...
特製ぱんさん
クスノキは巨老木で穴がたくさん空いています。スズメバチにとっては攻めにくい要塞のようです。
どんな木でも洞があれば住み着くと思いますがケヤキへの営巣は未だ見たことがありません。硬い木なのでよほど古くないと洞が出来にくいのかも知れません。
2019/12/31 10:46
artemisさん
周りは自然豊かな環境でいいですね!
クスノキが残っているのは木から発する小脳が効いているのでしょうかね。
又、色々な樹木でケヤキがないというのはどうなんでしょう。
川伝いなど湿気がある土壌で目に付き大きな図体ですが!
2019/12/31 08:21
特製ぱん
東京都
蜂場は八王子です。 週末養蜂を楽しんでいます。2024年は入居飼育8(ハチ)年目になりました。 今年は越冬群全滅で初めて分蜂する機会が有りませんです。自然入居に...