「祠から蜂が出入りしている。巡礼の人が怖くて近づけないから、駆除して欲しい」とのこと。最後に黒く小さい蜂の出入りを見たのは昨夏とのこと。板に耳を付けて活動の音を聞いたが無音、打音で蜂の反応を調べたが反応が無い。蜂の出入りも無いことから、蜂は一匹もいないと依頼者に伝えた。花瓶の下にミツバチまたは他の蜂が営巣していたと推察する。蜂飼いにとって、この仕事はメリットがない。「地元の方々で対応されることをお奨めします。当方に依頼すれば、〇万円で有料です!」と話したが、本音は依頼を取り下げて欲しい。結局、”駆除ではない駆除” を依頼された。作業を短時間で済ませるために、助手を雇って作業を予定する。
オオスズメバチが板を齧って穴を大きくしたと想像する。