当初は前方向のみの巣門でしたが営巣一ヶ月後に4面巣門に取り替え、6月中旬以降から昼夜問わず換気旋風が始まったので暑さ対策の為に底板の一部を金網仕様にしたところ扇風蜂が激減していました。効果があったのもつかの間で6月下旬からは長雨のせいか元々の前面に扇風蜂が拡がり、左右と後方に当たる3面には扇風行動をしない蜜蜂が多数巣門を塞ぐかのように集まっています。これらの事から、蜜蜂にとって4面仕様は扇風行動の効率を悪化させているのではないかという疑問というか仮説が頭を過ぎっています。また、その時の底板金網仕様も効率を悪化させているのではないかとも思った次第です。これらの行動は湿度の高い日々が顕著であり、湿度の低い日は前面のみの扇風で左右と後方にはほとんど出現していません。扇風行動が負担になっていなければ現状を維持し、負担になっているのであれば巣門を前後のみの2面化等々の検討も必要かも知れません。一方、自然巣は1門のみなのであまりかまう必要は無いのかも知れません。悩ましいところです。
前面
左右
後方
扇風行動をしていない蜜蜂は巣門に対して頭を向けています。