過去の質問でニホンミツバチの同一敷地内での飼育数に関して2,3群が理想で、多すぎるとエサの不足によりコロニーの維持が困難だとありました。
しかし、ネットで調べてみるとセイヨウミツバチの飼育を10,20箱で行なっているものが見られました。これはセイヨウミツバチの採集能力の高さによるものなのでしょうか?それとも数群の消滅を前提として飼育を行なっているのでしょうか?あるいは大自然の中で蜜源、花粉源が豊富な環境だからこそ可能ということなのでしょうか?
活動場所 :東京都
活動場所 :宮城県
活動場所 :熊本県
活動場所 :広島県
ずばっと回答してしまうと、内検して餌無かったら給餌したり等、世話しているから沢山一か所で飼育可能というだけと思います。僕は一か所に30~40群置いていますが、もし7月等に給餌しなかったら殆ど死滅(餓死)していると思います。
一応、ニホンミツバチに比べるとセイヨウミツバチの採餌行動の範囲は広いと言われています。ただ、ソレが必ずしも良い事かどうかは解らない部分はあります。何せ遠くの餌を求めて飛べば飛ぶ程、帰路も遠くなってしまい、往復のカロリーコストが増大する為です。ニホンミツバチはこの問題に対し、魅力の低い蜜源でも近くの花全てに目ざとく通うと言われています。
活動場所 :宮崎県
活動場所 :徳島県
活動場所 :三重県
活動場所 :兵庫県
回答ありがとうございます。きちんと管理する労力と知識があれば、一箇所にそんなに多くの巣箱を設置できるのですね!!勉強になります!!
えだまめさん、セイヨウミツバチのプロである、ミツバチ研究所さんと古ちゃんさんが、セイヨウについて回答されていますので、ニホンミツバチについて、私の考えを書かせてもらいます。
>ニホンミツバチの同一敷地内での飼育数に関して2,3群が理想で、多すぎるとエサの不足によりコロニーの維持が困難だとありました。
これはあくまでも、設置場所の蜜源の量に依存する事です。私の付近のような田舎では、ニホンでも自宅付近に7~8箱を置き、それに原因する大きなトラブルもなく長年継続している方もあります。設置場所付近の蜜源が乏しい場合は、当然2~3群しか飼えない事になります。その程度の飼育数ならば、国内の殆どの場所で可能だと思います。
私の自宅に、小学生の頃からある養蜂業者が毎年20群ほど置いていましたが、残念ながらまだ小学生なので、絶えず給餌していたのかどうかは解りませんが、多分付近の百花蜜の収集で間に合っていたのだろうと思います。
活動場所 :鹿児島県
回答ありがとうございます。
蜜源が豊富であればニホンミツバチでも7〜8群の飼育が可能なのとのことですが、養蜂家の方たちは出来るだけ多くの巣箱を設置したいとき、設置前に周囲に蜜源がどれくらいあるのかの確認を行ったりされるのでしょうか?あるいは周囲の自然の量と経験から感覚的にこれくらいなら巣箱を設置できると判断されるのでしょうか?
えだまめさん、殆どのニホンの飼育者は “趣味”ですから、事前に付近の蜜源調査をしてから置く事はないと思いますよ。
私も以前自宅付近に、か式に近い自作巣枠式で7群置いた事がありますが、全く問題は感じませんでしたし、蜂友は多い時は10数群自宅付近に置き、300メートルほど離れた所にも5~6群、逆方向に500~600メートル離れた所にも同数を置くそうですが、全く問題は感じないそうです。
これはやはり蜜源の量に集約される事かな、と感じます。
>周囲の自然の量と経験から感覚的にこれくらいなら巣箱を設置できると判断されるのでしょうか?
感覚的に判断する事か、と思います。
nakayan@静岡さん
丁寧に回答していただきありがとうございます。疑問の解消につながり、とても助かりました!!
えだまめさん
仕事の効率で多くのミツバチを置きますが、養蜂=採蜜ではありませんのでご理解ください。
蜜源が無ければ種を蒔くしかありません、レンゲ400K、ベッチ200K、ストロベリーキャンドル20K、クロガネモチ100本、本年度。
2022年度は、数量は多少違いますが毎年蒔くしかないです。
一つの蜂場です。全体の写真ではありませんが、参考になると思います本年12月かな
消滅の前提で多くのミツバチの飼育はしないです、減少は5%程度
多くのミツバチを飼育可能なのは、手入れが簡単でおとなしく、けして子供を捨てて逃げないという西洋ミツバチの特性と、女王蜂の産卵管の数の多さに由来するのではないでしょうか。
回答ありがとうございます。画像のものすごい数の巣箱に圧巻させられます!セイヨウミツバチの飼育だからこそできることなのですね!!参考になりました!!
西洋は業です、、、飼育は餌投与で生育してる。100以上位迄は1人で餌やり、飼育見ます、餌やるのは当たり前、、、やらないと全滅です。
日本蜜蜂の通年、餌無し蜂飼とは、別です
セイヨウミツバチとニホンミツバチではそもそもの飼育の方法が異なるのですね!勉強になります!
ニホンミツバチでも1群だけで給餌しなければならない場所もあれば、20~30群飼っても充分貯蜜して給餌などしなくて済むところもあると思います。その地域の蜜源、つまりハチ環境によります。
そして蜜源は大体の見当は付くと思いますが、実際に飼って見なければ分りません、さらには年によっても違っていて、いつもなら大丈夫と油断していると蜜切れで餓死寸前なこともあれば「まだ採れる、まだ採れる」というような年もあります。
セイヨウでは蜜源を求めて移動する「転地養蜂」を行なうのが多いと思います。
活動場所 :静岡県
活動場所 :大阪
T.Y13 群馬の山さんさん
蜜源を求めて県外移動組は、ごく少数ですよ、全体の2パーセントいないのでは。
困ったことがあれば、気軽に聞いてみましょう。似た質問がすでにあっても遠慮はいりません。状況は1人1人違います。また最新の情報が出てくるかもしれません。