巣箱を作る際に、巣落ち防止棒を取り付けます。
以前は、動画にあるような十字に張ったSUS針金で作りましたが、一昨年、採密後に巣落ちさせてしまいました。急遽すべての巣板を回収しての採密を余儀なくされ、じっくり観察しながら行いました。SUS針金十字といえども、一方は巣板と巣板の間に張られている状態で意味を成しておらず、もう一方のSUS針金だけが巣板を貫通しているだけで、さすがに採蜜後の残りのすべての重量をSUS針金で保持するには厳しかったのかもしれません。
その経験で、もう巣落ちさせたくありませんので、今回は、6mmの丸棒を4本使って、井桁で組みました。
これで心配なしと思っていましたら、今回は新たな心配が出てきました。
時々内検しているのですが、井桁状に設置した巣落ち防止棒が、上から見た場合、見かけ上重なりますが、どうやらそのあたりの防止棒がミツバチにとって邪魔なのか、巣板の成長速度が巣箱壁面より極端に遅いのです。今、巣箱壁面の最長巣板は3段目中ほどまで成長しましたが井桁交差部分に近い巣板は2段目の交差部分で足踏みしています。ミツバチも、壁面に近い巣板にばかり集まっているのがよくわかります。
このまま行くと、片や5段でも、片や3段目に入るかどうかというくらいの成長差ができるのではと思っています。この想像くらいならまだよいほうで、その部分の成長が極端に遅いと、空洞が出来たままにならなかと心配です。
どなたか巣落ち防止棒の施工方法のお知恵をお貸し願えませんか。