分蜂前には雄蜂用の大きめの巣房が多く作られ、雄蜂が多く産まれてきます。
蜂が産まれた巣房は産卵用に再利用されるようですが、そのまま再利用されると、また雄蜂が多く産まれる事になると思います。
雄蜂用の巣房は再利用されないとか、大きさを作り変えるとか、新女王は前女王時代の巣房には産卵しないとかあるのでしょうか?
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ある年の春分蜂前の全巣房の使われ方↓
この中から雄蜂房ばかりの巣板がありましたのでその後どうなったか調べてみたところ
分蜂後に調子を崩して画像左の様になっていました。
ほかの巣箱で雄蜂が育てられていた部分はどうなったかというと、
噛みおとされたり↓
越冬明けには働き蜂房に造り直されていたりしていました↓
日本みつばち巣箱内では巣脾も常々更新されている感が強く、ある巣脾を継続して見てみようとしてもどの巣板だったかわからなくなるくらいで、記録した画像を抜き出して検証してみましたが不明な点が多かったです(^_^;)
海外におけるコミツバチの巣では、働き蜂が放射状に育てられ蜂群が充実した頃に下部周辺域に雄蜂が造られ雄児が育てられているのがわかります。
貯蜜が増え分蜂した後、雄蜂房には産卵されずに空巣房のままにされているようです↓
日本みつばちでも雄蜂房は繁殖期を過ぎるとただ使わないだけかも知れませんが目視確認が出来ない分その生態はなぞのベールに包まれていて不思議感満載なのが魅力的です(^^)
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ハッチ@宮崎さん
雄バチと働きバチの巣房サイズが異なることから、改築再生利用よりも新規作成の方を良し、として選択した可能性は、ないのでしょうか?
巣枠式では雄バチ専用巣礎もあると聞いたことがあります。
yamada kakasiさん、
おっしゃるとおり西洋ミツバチでは明らかに雄蜂房と働き蜂房とで大きさに違いがありそれぞれ専用の巣礎があります。
日本みつばちでは蜂体が西洋ミツバチより小さいこともあってか巣房も小さいですが雄蜂房と働き蜂房の違いは新巣の段階では見分けがつかず育児されて初めて判るくらいです。日本みつばち用の巣礎も販売されていますが以前はそれより若干大きな台湾製のアジアみつばち用を使っても働き蜂房として完成されました。西洋ミツバチ働き蜂巣礎でも時として同じように使用出来たとされたのも耳にしていますから曖昧なところが日本みつばちにはあります。
な~るほど、日本ミツバチの巣房のサイズは、西洋ほどの各々のサイズのちがいが認められないので、再生利用の可能性が西洋より大きいという理解でよろしいでしょうか?。 画像を添えての詳しい説明ありがとうございます。お手数をおかけしました。
ハッチ@宮崎さん 多くの画像で分かり易い説明を有難うございました。
雄蜂房は、噛み落とされ働き蜂房に造り直さたり、空巣房のままにされたりするのですね。
雄蜂房は、どこに作られるのかも気になっていましたが、まとまって造成されるのですね。
巣によって、育児層と貯蜜層のパターンも異なるし、蜜蜂は本当に神秘的で奥が深いですね。