去年は秋の採蜜でしたので太陽熱を利用した蜜蝋精製はできませんでした。今日は朝から良い天気が続きそうだったので、春から採蜜した二段分の巣屑をまとめて太陽熱蜜蝋精製を行いました。
玉ねぎ用ネットに入れた巣屑をアルミトレイに載せます。アルミトレイは傾けて下になる方に何箇所か穴を開けています。アルミトレイの下には溶けて流れだした蜜蝋をうけるためにシリコントレイを置きました。アルミトレイにガラス板で蓋をされている方もおられますがそんなものはないので採蜜用の衣装ケースにまるごと入れて蓋をして庭に放置し、仕事にでかけました。
夕方帰宅してみたら玉ねぎ用ネットの中はハニカム構造は残ったままですが黄色の蜜蝋が流れ出したためか真っ黒になっていました。
シリコントレイの中は蜜蝋と残っていた蜜が溜まっていました。蜜は給餌に使ってミツバチに返すことにしました。
残りの蜜を除去するためにしばらく水に晒して完成です。鍋で煮るより簡単にきれいな蜜蝋が取れました。二次精製が不要なくらいです。シリコントレイは2千円くらいのシリコンスチーマーです。蜜蝋がくっつかないので大変使いやすいです。