名古屋本家をオオスズメバチで失った後のnojiの最後の1群。チビ群もオオスズメバチに見つかってしまって襲撃に遭っている。連絡をくれた妹に「本家でネズミ捕りシートに捕まっている生きのいいのを1つ新しいシートに付けてチビの上に置いてください!}と頼んだ。
「シートに捕まっているスズメバチに見向きもしないよー」と再度連絡。
妹にその来ているスズメバチをバトミントンラケットで取らせるのは忍びないと、「いくわ」と向かうしたくをしていると、「ネットを噛み破って中に入った1匹をスズメバチサラバで弱らせてシートに貼ったよー」(妹も強くなってきた。いいぞ。)
次々と捕まって即、この状態。
ここにいらっしゃる皆様はプロフェッショナル。既にご存知かと思うが私は知らなかったので書かせていただく。
「はっ!このオオスズメバチ、来ている群が違うのか!赤の他人を助けることはないのか!ですよねー。」私と妹は驚いた。
向かっている途中にまた妹から「巣門の前でホバリングしているスズメバチいるんだけどサラバがなくなった。」と。私も本家のスズメバチと戦った時に怖くて相当噴射した。今も妹は怖くて多めに噴射しているのだろう。安全には代えられない追加購入だ。
<郡上群たち>
逃亡したときには巨大な群となっていたので、私と地主さんの待ち箱には入れない量の蜂だった。みんなどこかへ行ってしまった。と思っていたが、小屋の床下へ逃げ込んでいる群がいるので、みんなどこかの軒下へ行ったと想像できる。
その床下群。無事に退院された地主さんが熊にやられないようブロックを瓦礫のように積んでいた。
中はどうなっているかというと・・・
この先の奥がどうなっているかは見なかったが、ちゃんとどんぶりくらいは生き残っていた。
そしてすでに花粉を持ち込む蜂たちもたくさんいた。
すごいすごい。私はあなたたちも越冬は無理とあきらめているのに、あなたたちは生きるのあきらめてないのね。私には餌にできるハチミツ20キロはあるから大丈夫。
先日、小山さんが見せてくださった回収方法であなたたちいつか箱に救出するよ。
私の蜂場を荒らした熊。足跡から1歳未満の熊と想像していた。退院された地主さんが地元の猟師の方と話されたようで、だいぶ見えてきた。1ヵ月くらい前にイノシシの罠にメスの熊がかかっていたそうで、その熊がおっぱいが張っていたため、子熊がいてそれが逃げていると。
その話で私の中で全てつじつまがあった。
なぜ民家に何度も来るか、なぜ電気や音楽が大音量でかかっているところにくるのか、なぜ爆竹が怖くないのか、なぜ犬がわんさかいるようなところに何度も来るのか。
全部「その熊が子供だから」で片付く。まだすべてに興味があり無邪気が残っている月齢。何も怖くない。
母がいないからどこを怯えないおいけないかわからない。境界線を計りかねている。そしてもしまだ乳も飲んでいたとしたらお腹空いて仕方ないね。今のようなノーガードで行動していると撃たれてしまう日も近いだろう。
先日もニュースで熊に出くわして襲われた人がいたといっていた。その熊を射殺するとかわいそうという苦情が寄せられるらしい。いつもその手の話を聞くと非難されるのはその熊を撃った人ではなく、非難されるべきなのは熊との生活境界線をイーブンに保てない人間全体じゃないかと思う。
地主さんと奥様は今回のこと
「今年は残念だったな。勉強したと思ってまた来年だな!」「気を落とさないで」と言った。なんてファンキーな人たちだ。