前にも述べた様に、木の断面には水分通道と言う小道管・大経道管が無数に有ります。つまり、樹脂の通り道である。この小さな管を活用し【毛細管現象】と言う物理を天井蓋の結露防止に活用した考察で御座る。冬場は巣箱内外の温度差が著しく巣箱内部の温かい空気は天井蓋付近に集まる結果、結露が天井蓋に付着する訳です。巣箱内部にポタポタと滴が落ちマクル事態はあまり好ましい環境ではないと思うのです。 皆様のサミットのお話しでは新聞紙・段ボール等で吸着する方法も有るらしい。本案の特徴は【毛細管現象で結露を吸収し、巣箱の外側に導き外気で蒸散させる考察。】前回の投稿は輪切り丸太「輪切り丸太は通販で購入」での作品でしたが、今回は倉庫に眠る角材利用と、桐材を採用しました。60mmにスライスした角材数個を組合せた天井蓋の完成画像で御座います。
桐材スライスで製作の天井蓋
桐材の特徴は成長が早いらしく水分通道の目が荒いのです。従って結露の吸収は角材より優れています。ナイスですね!さて、しかしながら実際の巣箱には、ミツバチは誘引出来てなく、物理的な論理は間違いではない筈だが、考察通りに機能するのかは未知数でございます。 「噴霧器」での実験ではもちろん予想通りの結果は確認出来てます…。某の群は不覚にも、アカリンダニ野郎にやられチマッテ【オーマイガー】の事態で御座る。今は0群の有り様!ま、来春に挑戦すべく巣箱を雨ざらし中です。
結露とかスズメバチ対策はなんとかなるものですが、最優先課題はやはりアカリンダニ対策と思うのです。研究を続ける次第で御座る。次は急遽、保存方針に決定した我家のステキなウックシィ【魔除け厄除けのスズメバチの巣】