昨年の春、元巣から分蜂した重箱4段で飼育中のマーガレット群が昨年12月半ばから様子がおかしかったのですが12/30日を境に大量死があり、ただならぬ様子にアカリンダニを心配していました。
年明けに家畜衛生保健所の獣医師にお越しいただき検査を依頼したところ、死亡した個体からアカリンダニとその卵が器官から見つかったと報告を受けました。
その後1月13日に元巣のエリザベス群にも徘徊蜂が見られ大量死があり対応に追われていました。何とか助けたいと皆様のお知恵をお借りして2群ともチモール、メントール、ハッカ油、プロポリスを設置し様子を見ていたところ、マーガレット群は1月21日、エリザベス群は1月25日を境に徘徊蜂が減り始めました。
これは1月31日に撮影したマーガレット群の動画です。かなり犠牲を出してしまいましたがこの日以降徘徊蜂はほとんど出ていません。しかし暖かい日でも外勤する蜂がほとんどいません。給餌もしましたがほとんど口を付けていないようです。
一方エリザベス群は2月に入ってからは元気よく飛び回る姿や睡蓮鉢に集まって水を飲む姿をよく見るようになりました。花粉も運んでいます。
アカリンダニは初めての経験なので今後の展開は予測もつきません。まだまだ油断はできませんが、大量死と徘徊蜂が減ったことにはホッとしています。
これからも治療と予防を継続しミツバチカレンダーに記録して経過観察を続けたいと思います。