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ニホンミツバチ
巣脾面積と育てられる蜂児数について考える!

ハッチ@宮崎 活動場所:宮崎県
昭和59年10月4日、人家の壁内に営巣していた日本みつばち群をラングストロス(巣枠入り)巣箱に収容して以来、飼育を継続しています。翌昭和60年の春か…もっと読む
投稿日:2021 2/25 , 閲覧 366

自然に造らせた巣板(左・中)と右AY巣脾

[image="https://d3dlv5ug8g5jts.cloudfront.net/105/10523906381008039611.jpeg"]

↓左上:現代式縦型巣脾、右上:縦型巣脾

[image="https://d3dlv5ug8g5jts.cloudfront.net/107/10794667273852161144.jpeg"]

↑下:か式巣脾(左:越冬明け、右:その後)


自然に造られた巣板は周りに制限無い分下方に自由に巣板を伸ばし(画像左)、その越冬明け(画像右)は上方に貯蜜が残り下方は一旦中央部が噛み破られた後新たに新巣が造成されて育児が始まりその数も多いです

[image="https://d3dlv5ug8g5jts.cloudfront.net/171/17162337923873309713.jpeg"]

一方、木枠で囲われたものに造らせた巣脾枠ではどうしても周囲が横桟や下桟までとなり、貯蜜が少ないと越冬明けまでに蜂球位置が徐々に上に移動しそこで産卵育児を始めますが数が少なくなります

[image="https://d3dlv5ug8g5jts.cloudfront.net/066/6664827259124808198.jpeg"]

上記AY式巣枠は縦長でより自然に近くなりますが、その半分の高さにした木枠では

越冬貯蜜が上方から貯められていて、それより下方中央を噛み落として新巣を造り産卵を始めますからどうしても育児数が少なくなる傾向となります↓

[image="https://d3dlv5ug8g5jts.cloudfront.net/065/6501130200552954632.jpeg"]

現代式縦型人工巣脾では噛み破られることなく育児していきますが↓

[image="https://d3dlv5ug8g5jts.cloudfront.net/154/15438751466415877468.jpeg"]

蜂数が巣脾面を覆うくらい付着していないと、各巣脾間移動出来ない為部分的に貯蜜が不足して場所によっては餓死する懸念があります。

枠の大きさは統一されておらず、それぞれ巣脾面積に差があります。 https://38qa.net/blog/43111

その差は若干とはいえ、その差により育児される数は、例えば下の日本みつばち用縦型巣箱用の巣脾枠では、前述の か式巣脾枠と比較すると見てお分かりの様に越冬明けの育児数は随分多い傾向にあります。

[image="https://d3dlv5ug8g5jts.cloudfront.net/049/4913479591814063868.jpeg"]


この差は、育児が二巡 三巡していく中で大差となり分蜂時期が大幅に前後することになります。

コメント11件

ネコマル 活動場所:愛知県
投稿日:2021 2/25

こんにちは。

思ったより縦桟には着けてませんね。貯蜜量と分けて枠幅の違いと考えたら間違いなのでしょうか。

ハッチ@宮崎 活動場所:宮崎県
投稿日:2021 2/25

ネコマルさん、こんばんは!!

か式巣枠は巣礎を用いず自然造巣させますのでくっ付けられますが、巣礎を使うものはその幅までで造巣が止まる感じがします。

人工巣脾は、人工巣脾外側が金属のため、横桟との間をくっ付けるというより埋めてしまい結果的に繋がった様になります。

ネコマル 活動場所:愛知県
投稿日:2021 2/25

ハッチ@宮崎さん、ありがとうございます。

巣礎幅に依る感じ、蜂の意欲見て入れないと盛って貰うの難しいですね。人口巢脾は白い枠ですね。巣房が成型され周囲が金属と理解しました。下辺以外綺麗に着けてますね。

ハッチ@宮崎 活動場所:宮崎県
投稿日:2021 2/25

ネコマルさん、プラスチック巣枠は現在黒色仕様に変更されているようです(^^)

蜂たちにはどうかわかりませんが、私的には白い色の巣枠気に入っています(^-^)/

ネコマル 活動場所:愛知県
投稿日:2021 2/25

ハッチ@宮崎さん、ありがとうございます。現代式って枠置く位置決めガイド有る巣箱ですね。

ニホンミツバチ来そうも無いのに更に7枚箱改造仕立て中です。少し枠幅大きいです。

nakayan@静岡 活動場所:静岡県
投稿日:2021 2/25

ハッチ@宮崎さん、いろいろな巣枠の比較、とても参考になります。

下から1枚目と2枚目の写真、腹のシマがセイヨウさん見たいですね。

ハッチさんの内検写真を見て、いつも不思議に思うのですが、最初と2枚目のトップバーのみで横桟がないものは、なぜ壁に巣板を付けてしまわないのか、不思議でしたが、

>巣礎を使うものはその幅までで造巣が止まる感じがします。

これが主因だったのでしょうか。私はまた、いつもハッチさんに巣板事引き上げられてしまうので、もう蜂たちも慣れて、横には付けずにいるのかと・・・ (゚゜)☆\バキッ

ハッチ@宮崎 活動場所:宮崎県
投稿日:2021 2/26

nakayan@静岡さん、おはようございます(^^)/

画像は全て日本みつばちですよ~f(^_^)

西洋ミツバチだとまだ黄色味が増します↓

[image="https://d3dlv5ug8g5jts.cloudfront.net/069/6911284826342157436.jpeg"]

上画像左下に女王蜂もいますが腹部は全ゴールデン色です(^^)


日本みつばちに話を戻しますと

自然風トップバー巣板が下に伸びるにつれて巣箱側壁にはどうしても付着してしまいます。

か式1段~2段、そして右AY式斜

[image="https://d3dlv5ug8g5jts.cloudfront.net/166/16606223046435851480.jpeg"]

それから縦型巣箱に工夫を凝らしてくっ付けない様にして観察しますが、ここ辺りが限界、つまり巣枠上桟より巣脾幅が広くなり過ぎ、重さも耐えられなくなる感じになります。

∴採蜜して木枠に嵌め込み~巣枠式管理へと移行せざるを得なくなります(-_-#)

nakayan@静岡 活動場所:静岡県
投稿日:2021 2/26

ハッチ@宮崎さん、AY式はとても自然に下に伸ばしていけますが、採蜜が難しいと思われ、私はやった事はないのですが、ハッチさんの横桟なしの巣板も、

>採蜜して木枠に嵌め込み~巣枠式管理へと移行せざるを得なくなります(-_-#)

こうして管理していたのですね。

横桟無しのものは、少しゆらしただけで落ちてしまいそうだし、夏の巣落ち対策も大変そうです。ハッチさんでないと出来ないと感じます。

miyazaki Hiroshi 活動場所:熊本県
投稿日:2021 2/26

ハッチ@宮崎さん

詳細な観察比較データありがとうございます。人間にタガをはめられた環境下でのコロニーのやりくりの苦労がしのばれ、大変参考になります。重箱でも似たような傾向があるように感じます。

ハッチ@宮崎 活動場所:宮崎県
投稿日:2021 2/26

miyazaki Hiroshiさん、こんばんは!!

重箱式飼育は巣枠式巣箱に比べてより自然な生活と思います(^^)

yamada kakasi 活動場所:愛知県
投稿日:2021 2/27

ハッチ@宮崎さん

詳細な、比較写真たいへん参考になります。
忘れないように、日誌保存版としてポチさせていただきました。(^.^)/~~~

人にとって、巣枠は管理しやすいが、野生趣の強い日本ミツバチにとっては、窮屈なもののようですね。

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